その日を残した日々

毎日パソコンを開いて、何かしらの文字を入力する。
たったそれだけで毎日の気分がちょっと上がると知った。
たったそれだけなのに、胸が高鳴ってしまう。簡単なトキメキ。
何故かワクワクと楽しく感じます。
久しぶりだからでしょうか?
今回、とある賞に応募したかったのですが、体調不良と労働で
書く時間をうまく取れませんでした。
今、
それが出来ない期間が続いてしまったためか人生が楽しくないのです。
久しぶりに開いたパソコンで
何を書こう、とか、どんなふうに書こうとか
大したことないけれど、こうやって悩む時間は愛しいです。
そういっても、その瞬間瞬間で実は、
書きたいことがたくさん生まれます。
ですが、その瞬間に書くことができなかった多くの感情は、過ぎる時間の分だけ、色褪せていき、思い出が劣化していきます。
今では毎日スケジュール帳にほんの数行、その日のことを書こうにも、その気力がなく、延ばし延ばしにすることが多いです。
たま〜にやる気に数日分を書き始めても今度は、1日1日の枠が足りないのです。
たくさん書こうとすれば、文字をたくさん書くことをしなくなった手は疲れてしまう。
たくさんの文を書くためには手の力がもう衰えております。。。
文字を書くことも減ってしまい、漢字も忘れてきてしまいました。
パソコンの変換に頼り過ぎて、頑張った覚えたものが一つ一つ私から抜けていきます。
いつかは忘れてしまう今日という日々を記した記録をSNSの中で久々に見つけました。
こんなことあったっけ? なんて笑
何書いてるか他の人にはわからない文も私が書いたものですから、私はわかる。そういえば、この時はこんな気持ちだったなぁ、と、記憶のスイッチが香りを思い出すとともに押されてなかなか面白いです。
やっぱりいいものです。
その日その日を残すことは過去になってしまったある日に読むにはとてもいいですね。


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