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【艦これ】近代化改修用の海防艦を育てるための走り書き


はじめに

記事の背景

この記事は2024年早春イベント「発動!竜巻作戦」最終日のメンテ前に書いた記事です。
「発動!竜巻作戦」では新規実装の海防艦こそいなかったものの、幅広く、比較的楽に海防艦を掘ることができました。掘りの副産物、あるいはメインとして多くの海防艦を拾った提督もいるかと思います。
また最終ボスが潜水艦だったこともあり、最終海域最終ゲージに海防艦を入れた編成が攻略ブログに掲載されもしました。世はまさに大海防時代。

この記事の目的

少し脱線しました。海防艦は対潜要員として育成・活用することはもちろん、近代化改修の要員として対潜・耐久・運改修に使うことができます。このうち、耐久改修は同型の異なる2艦以上を用いて行うことができますが、改修に使う海防艦のレベルを上げておくことで耐久改修の成功確率を上げることができます。
この記事はそんな近代化改修用の海防艦を通常海域でレベリングする際の考え方をまとめたものです。が、他の方の編成案の紹介だったり机上論にとどまる部分も多いです。またレベリングの際は経験値量や消費資源だけでなく、早さ(戦闘が終わるまでの時間)も大事です。
そのため、実際の使用感次第で評価が変わってくる可能性があるかもしれません。(本当はエアプではなく実践したうえで記事を書くべきですが、、、)

なお、近代化改修用の海防艦のレベリングの有無やレベルの目安などは議論があろうかと思います。
この記事では51~52レベル(2艦合計で103レベル)あたりまで上げることを想定していますが、耐久改修の必要な艦の数や海防艦の漁獲量に応じてご判断いただければと思います。
(いっさい海防艦に経験値を入れずに他の艦を育成する、という選択もまた肯定されうるものだと思います。この点について是非を議論することを主眼に置いた記事ではありませんので、ご容赦ください。)

通常海域の海防艦レベリング案

どうするのが良さそう?

三行でまとめるとこんな感じだと思います。

  • まずは先制対潜レベルまで上げる(3-2か5-2-Cか6-2-C)

  • 日々の艦隊運用(デイリー任務・キラ付け)で地道に育てる(1-5, 2-2か2-3)

  • 育成ペースを上げたいなら、なるべくまとめて育てる(6-2-Cか6-5-B)もしくは 戦果と兼ねて出撃ペースを増やす(7-1か7-4か4-4か4-5)

1-5

キラ付けしたい先制対潜艦1隻+随伴に先制対潜のできる海防艦3隻で編成。潜水4戦。
いつものキラ付けのお供。戦果も経験値も多くないけど日常の艦隊運用の中で経験値が入る。

  • よいところ:キラ付けができる。戦果がちょっと入る。

  • わるいところ:経験値が少ない。先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。

2-2

デイリー南西用。ルート固定条件に海防2が含まれている(※駆逐NG)
2-3との違いは道中1戦・完全ルート固定なので周回が早いこと、ボスマス空母が1隻しか出ない(い号消化は時間がかかる)こと、ドロップ艦の違い、など。海防艦の装備は対空CI仕様が理想だけど対潜装備や素手でもばれない。道中でボーキ拾えるので見た目ほどボーキは減らない。
自分もいまはデイリー南西はここで消化しています。普段使いしているのに初稿で書き忘れたのはなぜなのか

触接開始率を見つつ、空母と水母にしっかり攻撃機をガン積みするのがポイント。
制空権シミュURL:https://aircalc.page.link/eqCb
  • よいところ:普段の艦隊運営(デイリー任務)に組み込める、周回速度が速い、海防艦のレベル・装備は適当でよい。期間限定ドロップも狙える。道中1戦なので海防艦の中破出撃もたぶん大丈夫。

  • デメリット:海防艦は基本2隻まで。経験値は多くない。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。

2-3

こちらもデイリー南西兼任。随伴の駆逐・海防枠に海防を起用する。
道中2~3戦なので海防艦の被弾要素が多かったりルート逸れたり、周回に時間がかかるので、ドロップ艦にこだわりがなければ2-2の方が個人的にはおすすめ。とはいえ期間限定のドロップ艦が置かれたりするので、鎮守府によっては2-3を選ぶこともあると思います。

少し前に使っていたものですが編成例。好みの問題ですが水母は制空補助・触接と甲標的の日進がここは良さそう。制空権シミュURL:https://aircalc.page.link/T7Sr
  • よいところ:普段の艦隊運営(デイリー任務)に組み込める、周回速度が速い、海防艦のレベル・装備は適当でよい。期間限定ドロップも狙える。

  • デメリット:1出撃が長め。海防艦は基本2隻まで。経験値は多くない。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。逸れや撤退あり。ボーキ重め。入渠ローテ前提。

3-2-A(キスクル)

ダメコンを積んで単艦で編成。水上1戦+資源マス。
レベル不問で装備の拘束がない点はよいところか。
先制対潜を前提とするレベルに挙げるためにある程度こなしておくのはあり。

  • よいところ:レベル不問のため対潜値の低い時期に有効。装備がダメコンだけでいい。弾薬が増える

  • わるいところ:経験値は400弱*1隻と同時育成に向かない。入渠ローテ前提。レベルが上がると入渠時間の関係で効率悪化。敗北数が増える。

7-1

いわゆる煙幕ブルネイ。軽巡1駆逐1海防3。水上1戦+潜水3戦。
ブルネイの知識がかなり怪しいのですが複数に経験値入れつつ戦果が入るのは良さそう。この場合の軽巡枠って瑞雲積めるのが良さそうなんですがどうなんでしょう。

  • よいところ:戦果が入る。海防艦を3隻育成できる。

  • わるいところ:多分それなりに撤退する。先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。入渠ローテ前提。

7-2-1

護衛空母2海防3で7-2の第一ゲージのボス周回。潜水2戦+潜水・水上混戦1戦。
撤退なしでボスをしばくので1戦レベリング苦手な人には悪くないか。昔はここでも海防艦が落ちて美味しかったのですが今は…

  • よいところ:撤退ボタンを押さない。海防艦を3隻育成できる。

  • わるいところ:経験値低め。先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。

7-4

海防艦をレベリングしながら海防艦を掘ることができる海域。
消費も戦果もそこそこ。潜水6の資源回収と並行するときは基地の切り替えに注意。
手元ですぐ探せたのがこんな感じの編成。2年前の編成なのでもう少しよい編成あると思うし、今ならボス棒立ち率考慮でボスマス基地集中の方がいいと思います。
なお7-4-Bでも潜水レベリングできそうですが、赤疲労未改造海防艦入りで潜水最大5隻を相手に安定周回するのは難しいかも。

周回しやすくドロップ艦(海防艦)が美味しい海域なので他にもいろいろな方が色々な編成を考えられてます。

  • よいところ:戦果が入る。海防艦を育てつつ海防艦を増やせる。

  • わるいところ:1出撃が長め。先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。資源は重め。資源回収周回との基地切り替えがやや煩雑。入渠ローテ前提。海防艦の出荷ペースを海防艦の入荷ペースが上回る可能性がある。

4-4

海防艦2隻を入れてボスマス周回。水上3戦+潜水1戦。
ルート固定の条件はいくつかあるけど軽巡1+(護衛空母3 or 正規空母2自由1)とかでしょうか。
4-4はほぼエアプなのですが、こちらの記事がいくつかの編成例をわかりやすく説明されていますので紹介します。

  • よいところ:自由枠含めた水上艦の育成ができる。戦果が入る。

  • わるいところ:海防艦は基本2隻まで。資源消費が重ため。先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。

4-5-F/B

初手潜水マスを周回。潜水1戦。
普通の対潜レベリングなら赤疲労周回するところですが、海防艦で固める場合は低レベルの海防艦だとある程度の対潜装備が必要なうえ、無疲労でやる必要が出てくるはず。丁字不利が厳しいので彩雲入り護衛空母が必要かも。
フラヨが出る中央(Dマス)は避けたほうがいい気がする。
ここまで色々とごちゃごちゃ書いたんですが6-5-1の方が多分楽

旗艦は育成枠。丁字不利が厳しいので彩雲要員採用。
  • よいところ:海防艦を複数育成できる。

  • わるいところ:先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。経験値が控えめ。

4-5

いわゆる4-5軽量編成。(駆逐+海防)3のうち1~2隻を海防艦にする余裕があるはず。
まるゆチャンスがあって戦果が入るのは強いけど、未改造海防艦で回るのはちょっと厳しそう。
鵜来型海防艦の専門家の記事が参考になると思います。

追記:加賀護なし護衛空母2の編成案。

  • よいところ:まるゆチャンスあり。戦果が入る。

  • わるいところ:未改造はたぶん無理。海防艦は1~2隻まで。多分それなりに撤退する。資源消費が重ため。赤疲労レベリング(連続出撃)ができない。

5-2-C / 7-5-A

旗艦海防+随伴に噴進弾幕艦。空襲1戦。
なんでも育成できる事に定評がある5-2-Cを一応入れましたが、複数の海防艦を育てたい場合は向かないと思います。先制対潜のための最序盤のレベリングに使うくらい?
7-5-1でも同じことができます。こちらを使う場合は第三ゲージの最終形態に固定するとちょっと経験値がお得。

  • よいところ:旗艦の経験値効率は良い。赤疲労レベリング(連続出撃)できる。

  • わるいところ:海防艦を1隻しか編成できない。資源が重たい(随伴の噴進弾幕艦が軽くないので)。

5-5-B

未改造海防艦で対潜レベリングすると低命中ゆえの被弾が気になるかなって思ったんですが「被弾上等で入渠ローテすればいい」というパワーワードを頂いたのでご紹介。確かに低レベル海防艦なら入渠ローテもありかもしれない。教えてくださった方が実際に編成をブログに書いているので詳細はそちらに。

  • よいところ:対潜レベリングの中では経験値は多め。赤疲労レベリング(連続出撃)できる。被弾許容のため雑な対潜装備でOK(他の海域と競合しにくい)

  • わるいところ:被弾上等なので操作手数が多そう。旗艦に開幕雷撃が飛んで来たら悲しい。

6-2-C

空母1+海防5で煙幕。水上1戦。
経験値効率の良い海域で旗艦に経験値入れながら海防艦を煙幕要員兼かばう要員にするらしい。
煙幕を使うので時間はかかりそうなんですが、経験値効率が良い海域なので旗艦の空母育成の資源消費は小さいのかな。先制対潜不要なので先制対潜用の序盤レベリングにも使えるかも。
赤疲労レベリング(連続出撃)できるかはわからないけど、低レベル海防艦の回避は低いので疲労抜き前提と想定しておきます。

  • よいところ:海防艦を複数育成できる。対潜装備を取られない(発煙装置だけ)。旗艦の空母を育成できる。

  • わるいところ:赤疲労レベリング(連続出撃)ができなそう。

6-5-B

軽巡1以上空母0雷巡0で下ルート初手潜水マスを周回。潜水1戦。
記事を書きながら6-5-1調べてたんですが明らかに4-5より早くて簡単そう。
普通の対潜レベリングは最終編成固定だと思いますが、赤疲労低レベル海防艦を混ぜるならゲージ削りなしの3隻固定にしてしまう方がよさそう。

随伴全員を海防にせず中射程2隻を先に動かして残りの1隻を海防で何とかするのが良さそう?
  • よいところ:海防艦を複数育成できる。赤疲労レベリング(連続出撃)ができそう。

  • わるいところ:先制対潜が必要(ある程度のレベルと装備)。経験値が控えめ。

おわりに

イベント明けメンテの暇つぶし用に走り書きした記事でしたが、いかがでしたか?
より効率の良い編成やレベリングスポットをご存じの海防艦の有識者がいらっしゃいましたら、わたしのX(旧Twitter)までご連絡ください。

更新履歴

  • 2024/04/10:公開

  • 2024/04/10:海域追加(2-2, 2-3, 7-4)、編成例紹介を追加(4-5)、三行まとめを修正

  • 2024/04/10:海域追加(5-5-B、7-2-1)、目次を追加



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