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プラグインアンプシミュレーターについて pt2

前回に続いて、
今回はプラグインアンプシミュレーターを
低スペックpcで掛け録りする場合、
自分が実践したことをメモして行きます。

  • CPUの負荷

  • プラグインソフトは一度バウンス

  • ドライ音も録音

  • おすすめのプラグインアンプシミュレーター3選

  • Tips

CPUの負荷

前回バッファサイズを下げると
レイテンシーが短くなり、音の遅れが少なくなる。

逆にバッファサイズを上げると、
レイテンシーが長くなり音の遅れが多くなる。

※音の遅れが少ない・多いと書いていますが
 これは遅れの時間です。

簡単に説明しましたが、掛け録りをするには
遅れずにモニタリングして楽器を弾くのが
一番良いですが、CPU負荷は低スペックだと
キツイですよね。
そこで、アンプシミュレーターで使用している
プラグインをオフにすればその分CPU使用率が
下がります。
必要じゃ無いものはオフにして見てください。
ドラムトラックはプラグインだけど…。

プラグインソフトは一度バウンス

DTMは録る順番、トラックを作る順番を
意識すれば低スペックpcでも何とかなったり
します。
先にバッファサイズを上げてCPUの負荷を下げて
から簡単に必要なトラックを作りバウンス、
ドラム・ベースなど。
※バウンスとはトラックをまとめること、
 オーディオに変換される。

バウンスして、必要ないプラグインをオフにする。
そうすれば、CPUの負荷が減ります。

バッファを下げてギターを掛け録りして、録音。
その後、簡単に仕上げたトラックを細かく作り直す。
最初はこういう風に作業してました。
結構手間ですが、掛け録りする時は重宝しました。

ドライ音も録音。

ギタリストやベーシストはエフェクターを
持っている人がほとんどですよね。
ドライ音とエフェクト音を同時に録れば、
後からドライ音のみにプラグインを掛けて
あげることも可能です。
自分の場合、手持ちのエフェクターより
プラグインの方が音が好きだったのでこういう
やり方をしていました。
実際、プロでもドライ音を録音して、
後からプラグインを使う・リアンプする方も多いです。
※リアンプとはドライ音をDAW・レコーダーから
 出力して、アンプまたはエフェクターに送り
 録り直すこと。
※一部のオーディオインターフェイスでは、
 リアンプができないことがあります。

こちらのやり方は、後掛けになりますが
プラグインの掛け録りにこだわらない人、
エフェクトだけ使いたい人に向いています。
一番の利点として、後からアンプの設定を
直せることがドライ音録音の長所です。

おすすめのプラグインアンプシミュレーター3選

実際、使用したことがあるアンプシミュレーターを紹介したいと思います。
※数学は順位ではありません。

  1. STL Tones

  2. Neural DSP

  3. joey sturgis tones

STL Tones

前回のドライ音とプラグイン音の比較で紹介しましたが、
STL Tonesは、STL ToneHub以外にも
他アンプシミュ、アーティストモデルアンプ、Kemper Rig、Mix Masteringプラグイン
なども売っています。
Ignite Emissaryという無料のプラグインアンプシミュもあり
これも無料のIR loaderも付いてくるお得感、
初めて使う人は
ダウンロードしてみるのも有りですね。
しかしこのEmissaryはヘッドアンプのみなので、
IRを入れる必要があります。
そのためIR loaderなどでキャビネットを入れて下さい。
購入したIRも読み込ませることができます。
他にもアーティストモデルアンプ、マスタリングプラグインなどもあります。

Neural DSP

言わずと知れた、Quad Cortexの開発したとこです。
自分は持っていませんが、音質面は高評価みたいです。
Neural DSPは、アンプシミュレーターのみ売っていますが
アーティストモデルが多く、Plini、tosin abasi、john petrucci、Tim henson…
など有名ギタリストのアンプが多くあります。
中でもFortin ampのプラグインがあるのも最高です。
Fortin AmpといえばMeshuggahを思い浮かべる人もいると思います。
ハイゲインで歯切れが良い、正にDjent向けのアンプです。
こちらも負けずに良い、PliniFortin Nameless Suiteはおすすめです。


Joey Sturgis Tone

このメーカーを知ったのはJason Richardsonを聞いていたら自然とたどり着きました。
Jason Richardsonの他にもJeff Loomisなどのモデルアンプ
などあります。
JSTはアンプシミュもありますが、DAWでのMIX Masteringプラグインも多くKemper Rig、IR、サンプル音源も売っていていますね。
前までは一つPCにしかプラグインをインストールできませんでしたが、
今は3台までのPCでアクティベーションできるとのことです。
※認証はiLokです。

最近はプラグインメーカーも
サブスクリプションが多いみたいですね。
今度使い方など詳しく書いてみようかな。

Tips

使いこなすと中々便利な機能を紹介しますが、
大した事はしません。
下の画像赤枠のところ

ここでオーディオを分割したり、MIDIトラックを作ったりと
色々機能があり、これがないと作業はほぼできません。
しかし一番上にカーソルを持っていくのは不便です。
そんな時はマウスのホイールを押してください。
※赤枠の範囲くらいが対象

ショートカットで出てきます。
マジで楽ですので使ってみて下さい。
今回はここで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


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