PSYREN聖杯戦争065話『聖なる柱聳え立つとき 』『魔なる柱雷のごとく出で 』『太陽は闇に葬られん』感想

https://www60.atwiki.jp/psyren_wars/pages/154.html

このお話は昨年に投下された直後から話題になっていて、企画を読み始めた時から楽しみにしていました。

実際に読んでみた感想としては、「めちゃくちゃ面白かったけど把握がもっとちゃんとしてればより楽しめたかなあ」という感じです。特にデビルマンとFGOと真・女神転生 STRANGE JOURNEYはせめてWikipediaとかで設定だけでも漁っておきたかった。

冒頭、バーサーカー一方通行VSバーサーク・アサシン垣根帝督からの天使化直之VSモリガン。正直禁書は16巻ぐらいしか読んでない上にそれも昔なので把握度は相当あやふやで、未元物質がなんでカブトムシになるのかとかが今一つ分かっていない。それでも雰囲気でどんどん迫力のバトルを読み進められてしまうのが◆A23氏のすごいところです。帝督は戦わずしてまんまと操祈にやられたのも、再臨して原作では敗れた一方通行を打ち破ったのも、全て聖杯戦争だからといえる顛末で、彼の一部始終はとても面白かった。

次パートはデビルマンVS白ひげからの魔神柱出現。からくりサーカス原作ではあくまでゲストキャラ的な扱いだったアプ・チャーがここまでしぶとい活躍を見せているのが意外です。やっぱりバトルロワイヤルにおいて変身能力というのは脅威だなあ。魔神柱アモンの瞬きで攻撃するというのはワンピースのイワンコフと同じですが、目の数が多い分上位互換というべきか。白ひげの宝具が展開され、局面はまさに頂上戦争の再現。最高のタイミングで参戦してくるルフィはまさに主人公だと思う。

最終パート『太陽は闇に葬られん』。ここで正に◆A23氏のクロスオーバー力が炸裂している。把握不足な自分でも設定同士が見事に絡み合っているのが伝わってきます。エレンの死体が消えずに残って取り込まれた伏線がここで収されるというのもハイレベルなリレーだと思います。自分もいつかこれくらいのクロスオーバーをやってみたいなあ。

最後にこの企画の把握率を整理しておくと、

〇 キルラキル、コードギアス、ヘルシング、東方、ジョジョ、ワンピ、リドル、まどマギ、からサー、進撃、Fate/zero、めだかボックス

× ゼルダ、真・女神転生 STRANGE JOURNEY、ヴァンパイアシリーズ、イリヤの空、UFOの夏、天上天下、戦国BASARA、FE、叛逆、デビルマン

△ PSYREN、BLEACH、禁書、(FGO)

っていう感じです。やっぱりゲームで未把握が多い。中でもデビルマンはオタクの必須教養みたいな扱いをよく見るので、先日新作アニメの配信も始まったことですしぜひ把握したいところ。

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