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有意義なことと「どうでもいいこと」

物事は複雑に考えれば考えるほど、それを読み解くことが難しくなります。主語、述語、目的語だけだとわかりやすいですが、そこに様々な情報を表す言葉が詰め込まれて複雑になっていきます。もちろん料理と同じで人生も色とりどりだと楽しいでしょう。しかしながら、時には本当に混じりっ気のないシンプルなものを味わい、楽しむことも必要です。

 様々なことを失ってしまった人は、喪失感に苦しむかもしれません。けれども自ら進んで何かを変えたければ、持ち物を減らしたり、生活をシンプルにする必要が生じます。何もかも捨てることは難しくても、もう使い終わったものを処分するのは比較的容易ではありませんか? そうして何かを片付けて、空いた場所に寝そべったり、他の場所から何か持ってきて置いたりします。

 お腹が空くと何か飲食しますが、人生もそれと同じで、出来るだけ自分が好きで、自分にとって有意義だったり、自分を楽しませるものを取り入れたり、活用したりします。何でもかんでも「これは自分に有益か?」といちいち考えて行動するのはしんどいかもしれません。下らないことを言ったりやったりする時間も必要です。人生に無駄などなく、無駄のように見えている間に気持ちを切り替えたり、リラックスしたり、という有意義なことをしていたりします。

 ですからまずは、出来るだけ自分のためになるものを全ての面において取り入れ、その合間に、いわゆる「どうでもいいこと」を入れましょう。そうすることによって、人生の流れにめりはりがつきます。その「どうでもいいこと」も、力一杯やってみると、それはそれで楽しかったり、有意義になったりしそうです。

 人生には様々な楽しみや喜びがあります。色んな面で自分を見つめ、世界を見回して、人生を大いに楽しみましょう。

 ありがとうございました。(2023.3.8)

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