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思いついたら走り出す

需要は供給の母と言うように、誰が何を必要としているのかを見極める必要があります。とは言え、何かを供給している人が自分達の存在を示す事も必要で、その「既に存在しているもの」を見たり聞いたりする事によって、実は自分はそれが欲しかった、あるいは必要だと気付いた、という事も起きます。

 人が頭に思い描くことは、何かの寄せ集めのこともあれば、天から降りてきたひらめきのこともあります。今まで想像だにしていなかった事を思いついたら、それは実はあなたが考えたことではないのかもしれません。そういった事柄は実はとても大切で、突拍子もないことのように感じても、いざやってみると物事がスムーズに運んでゆくかもしれません。

 それは実は思いついた時点でエネルギー的には既にもうレールがしっかり敷かれていて、あとはその上のトロッコに飛び乗り、走り出しさえすれば良いようになっています。ですからあとは、とにかく乗るだけ。「波に乗る」という表現でも構いません。幸いな事に、既に敷かれたレールには、脇道もあり、後から飛び乗ろうと待ち構えている人もいます。

 今はまだ、五里霧中のようで、手を伸ばしても何も見えず、触れず、不安ばかりが先立っているかもしれません。それでも実はすぐ前に誰かいるのかもしれません。目の前の見通しが良くない、というのはそういう事で、たとえ何もないかもしれないと思っても、実際にはたくさんの色とりどりの食物や果物が山積みになっていたり、パーティ会場のようににぎやかだったり、ということもあるのです。

 一人で何か考えている時は、多くの人が不安や否定的なことを考えてしまいがちです。でもそんな時こそ明るく前向きに、肯定的なことを考えたり想像したりして過ごしましょう。考えるのは自由ですから。

 ありがとうございました。(2023.2.26)

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