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目に見えない形でのサポート

直接相手への働きかけが難しい場合に、何をすべきかは個人差があり、状況次第ではありますが、それでも共通して言えることは相手に思いやりの心を向けることで、それにはお金を使う必要はありません。

 ただちょっと、自分の持ち時間、人生の一部分を相手のために使うだけです。確かに、目に見える形、文字、お金、物品、道具、武器、防具、そういったものでしか、他人からの自分に対する思いやりや親切がわからない人もいます。人は様々なので、表面に出ているものや、形のあるものでしか「存在」を感じられない人もいます。

 音は録音したり、機械で測ったりしないと、その存在がわかりません。耳で聞き取れない音もあります。そして音は使い方次第で物体を壊すこともできます。心の方も同様で、肯定的な思い、否定的な思い、そういったものが、様々なものを動かしたり、何かの形を変えたりします。植物でも声をかけると成長具合が変化することが、複数の人によって研究されています。何らかの働きかけがなければ、単なる衣食住のニーズを満たすだけでは、子供は成長しません。それもまた、研究結果が報告されています。

 そういった様々な面における「目に見えないものによるサポートや働きかけ」は、それらの効果を知っている人にとってはとても大切なもので、その一方で、「目に見えないものは存在しない」と頑なに言い張る人々にとっては、つまらないもの、または価値などないものになっています。空気も、音も、物質的ではなくても間違いなく存在しているのに。

 という事で、目に見えないものも、目を向けたり興味を持つ、あるいは人生にそれらを取り込んでみることには価値があるかもしれません。

 ありがとうございました。(2023.3.5)

サポートは、記事を読まれた方の【お気持ち】だけいただきます。有難うございます。あなたが幸せでありますように。