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見方を変え、扱い方を変える

物事がなかなか進まない時に試してみたいことは、一歩下がって全体を見直すこと。例えば自宅内のことは全て把握しているつもりでも、細かな事までは覚え切れずに、忘れています。本当に大切なものや、早めに何とかした方がよいものを見逃していることに気付くかも。外出して帰宅した時、室内はいつもと変わらぬ状態ですが、自分の見る目を変えてみると、何かが違って見えるはずです。そのため、自分以外の人の話を聞く、意見を請うのは大切です。

 自分がどんな格好をしているかを知るには、鏡に映すか写真や動画に撮るしかありません。他人から見た自分の印象は、誰かに教えてもらいましょう。自分は身体の内側から外を見ています。家の中から屋外を見ています。物の見方を変えるというのは、何かを見る時の「目」の持ち主を変えたり、その位置を変えることになります。あるいはサングラスや色眼鏡をかけて、見え方を変えるかもしれません。

 物事がゆきづまった時は、そうやって文字通り手をかえ品をかえて、今までとは異なる点を探しましょう。百人いれば、百通りの物の見方があり、それは単に「ただ見る」だけなので、もっと何百種類もの見方が存在します。自分一人ではどうにもできないと思うことでも、それだけ人がいれば、様々なことが可能になります。一人では動かせないものも、二人、三人と集まれば何とかなります。

 ですからまずは、人を頼る。意見だけでも教えてもらう。その後で何かの見方や扱い方を変える。今までの経過から何かを学び、「それ」からもっと何か学びたいと思うなら、違う面からアプローチしてみましょう。いわゆる料理なら味変というやつです。人は様々なものを変化させることを楽しみます。

 ありがとうございました。(2023.3.8)

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