「今」という時の流れを楽しむ

人生は短いと人は言うけれど、その長さはゴムのように伸び縮みをします。楽しいことや夢中になれることはアッと言う間に時間がたちます。そして充実感も得られます。しかし面倒だったりやりたくない事は時間が長く感じられそう。時間がたつのが遅くなります。

いずれにせよ、時間は決まった長さで流れていて、あとは個人の感じ方に左右されます。ですから楽しいことをやるのはもちろん、嫌だなぁと思うこともなるべく楽しむようにすると良いかもしれません。

何かに対する自分の姿勢を肯定的なものにするか否かは、その時の流れを変えてしまうことを覚えておきましょう。もちろん一分でも一秒でも長く味わいたい瞬間というものもあります。そういう時は何をさておき、その時の「今」を全力で楽しんで下さい。

時間はどんどん過ぎていき、「今」がどんどん過去になります。まだ来ていない「未来の今」は、もしかすると来ない可能性もあります。明日が今日と似たような状況にならないこともあるという意味です。

毎日同じだと飽きてしまう人もいれば、ちょっとずつ違ったり、毎日違うことをやりたい人もいます。毎食のメニューが同じだと飽きてしまうのに似ています。例えば学校に通うように、毎日規則正しく時を過ごさねばならないこともあります。それでも毎日少しずつ違っているのは、人が進化したり、何かを学んだり、老化、成長しているからです。そしてまた、その日出会う人も異なるでしょう。

人は人生において、様々なことを経験し、何かを学んでいきます。それを楽しむか否かは自分次第であり、楽しもうが苦しもうが、時はいつも同じ速度で流れていきます。同じ時間を二度繰り返すことは不可能なので、まずは今この瞬間を自分がどう感じながら生きているかを客観的に見て、万が一気に入らない時は気に入るように修正しましょう。

ありがとうございました。(2023.4.16)

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