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証拠(エビデンス)を探す

個人的なやり方になりますが、霊視中は「自分自身の能力で見る」、「対象の周囲にいる霊的存在から情報を得る」、もしくはそれらを両方やります。
 そしていずれの場合も、特に相手が初対面であれば、以下のような「依頼人しか知らない情報」を必ず念入りに探します。

・住居(一軒家、集合住宅、部屋のインテリアや雰囲気)
・自宅周辺の環境(窓から見える景色。駅、公園、山や川、学校、大きな建物の有無)
・対象者の趣味やコレクション(集めているもの)
・対象者の好み(食事、テレビ番組、音楽、色、洋服の柄)
・対象者の容姿(髪型等)
・同居人(家族等)とペットの有無
・通勤や通学の際の交通手段や好きな乗り物
・お気に入りの神社仏閣や、よく行く場所

 これはあくまでも一例です。
 終了後、霊視中に得た情報を証拠(エビデンス)として依頼者に伝えて答え合わせをします。もしもそれらが現実とある程度合致すれば、間違い無く霊視出来たと言ってもいいでしょう。

 最初のうちは、「少しでも当たればいい」と思ってやると、気が楽です。もちろん見当違いのことばかり言うよりは、言うこと全てが当たる方が気持ちいいかもしれません。とは言え、霊視で見たもの、感じたことを表現する際、言葉の選び方や伝え方のせいで、不正確になってしまうこともあるのです。例えば霊視中に犬や猫を見かけても、動物に詳しくなければ種類を的確に伝えられないかもしれません。

 以前、霊視で「全身に毛が生えた小動物」から話を聞いて、相談者に伝えたことがありました。私はそれを室内犬だと思っていましたが、実は彼女が飼っていた「病死したウサギ」だったとわかりました。他界時の状況やウサギから聞いた相談者に関する個人的な情報はおおむね合致していて、うまく「話が通じた」ことを覚えています。

 動物の種類を間違えたのは、まず私自身に「室内飼いのペットは犬や猫が多い」という先入観があったこと。そして相手の素性をはっきり確認しなかったことが原因です。霊視中は「見る」ことよりも「会話する」ことに重点を置くのが好きで、なおかつ後者の方が前者より比較的楽に出来ます。そのため、相手を見つけて「毛むくじゃらの動物」と感じ取っただけで、確認を怠ってしまったのでした。

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