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スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 24時間レースを観戦してきました
こんにちは。
今年も富士スピードウェイで行われたスーパー耐久シリーズ2023 第2戦 24時間レースの一部を観戦してきました。
私にとっては、恒例行事となりつつあります。
レースを見たり、関連する記事を読んで感じたことをnoteに書きました。
注目車両は!
私の注目車両は、昨年と同じくST-Qクラスで参戦しているORC ROOKIE GR Corolla H2 concept!!
水素エンジン試作車両での24時間レースも今年で3年目。
もはや水素エンジンで走っていることが普通に感じられるようになってきた気がします。
けっこうすごいことのはずなんですが、それだけでは話題にならず。。
(メディアでも、水素エンジンであることは全然注目されなくなってきたようなw)
今年の大きなアップデートは燃料。
水素であることには変わりないのですが、本レースから燃料として使用している水素が「気体」から「液体」になってるんですね。
一般的に気体圧縮水素(70MPa)に対して,液体水素はエネルギー密度は、1.7倍と言われているそうで※。
水素エンジンの課題だった航続距離は、仮に同じ容積の水素を積むことができたとすると、単純計算で1.7倍にアップ。
(本レースでは、安全上の理由から定期的にピットインしていた。)
※以下の記事を参考。
じゃあ、液体水素にすれば良いじゃんと言えるほど、簡単ではない。
でも、簡単じゃないから、やる意義があると以下の記事でも紹介されていた。
液体水素には気体水素と違うマイナス253℃の燃料という難しさがあるのだが、それが新しい仲間作りにつながり、未来を引き寄せる
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa6fa01528a6695e62aec8c323433bb471e65699
今回は、レースを生で見たり、このような記事を読んで、私が感じたことを2つ書きたいと思います。
① アップデートし続けること
1点目は、アップデートし続けることがやっぱり大事だということ。
この水素エンジン試作車両は、参戦するレースごとに、様々なアップデートやチャレンジを続けています。
例えば、
性能や航続距離の向上。
水素充填時間の短縮。
様々なグリーン水素の使用。
そして、今回の液体水素の使用などなど。
様々な挑戦が共感されて、先程引用した記事にも書いてあったように、新しい仲間がどんどん増えているんだろうなと思われます。
初めて水素エンジン試作車両で参戦した3年前から、どこまで見越していたのかは分からないですが、、
小さな一歩、地道な努力の積み重ねがどんどん大きくなっていると感じます。
水素エンジン試作車両に限らず、どのチームもレースごとに1秒でも速く走る努力を続けていると思います。
比較しても仕方がないですが、レースを見て感じたことは、
日々のアップデートし続けるための行動が、いつか少しの変化に繋がっていくかもしれない。ということ。
少なくとも自分自身の成長には繋がるだろうし。
GWに読んだ伊藤羊一さんの「FREE, FLAT, FUN」にも少し影響されてます(笑)
② 止まらずに走り続けること
もう1つは、24時間止まらずに走り続けること。
しかも、最大200km/hを超える極限のレーススピードで、ミスなく走り続ける。
すごいというか、信じられない(笑)
何事でも、続けるだけでも大変なのに、様々な挑戦をしながら、いかにミスやトラブルを起こさずに、走り続けることができるか。
万が一、ミスやトラブルが起きてしまったとしても、早くリカバリーする。
それを高いレベルで実現できたチームが良い結果を残すことができたんだろうなとすごく感じました。
そんなすごいことはやっぱり1人では成し遂げられない。
だけど、チームメンバーやサポートしてくれる人がいたら、達成できたり、ゴールできるかもしれない。
チームワークの大切さを改めて感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685451179475-bmutHStwyg.jpg?width=800)
最後に
WECのすごい発表がありましたね!
「ル・マン24時間レースのレギュレーションは、常に自由と多様性を提唱してきた。ル・マン24時間レースの水素クラスへの参戦を希望するメーカーには、燃料電池と水素内燃機関の両方の技術を公認することをここに公式に発表したい」と、今後燃料電池車、水素エンジン車の参戦を認めると世界に先駆けて富士から発表した。
将来的には、水素燃料車両同士が競うレースが見られるかもしれないと思うと、すごくワクワクしますね!
加えて、私は今年の9月に行われるF1日本シリーズも見に行こうと思っているので、そちらも今から楽しみです!
今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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