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冬の雨

後悔していた。
この前会った時に、ちょっと扉が開いたような感じがしてたから、扉をこじ開けてしまったように会いたいと伝えてしまったのだ。

反応が。
思い出すと背筋が凍る。
今もそのやり取りは見たくない。

ああ、やっぱり歓迎はされていないんだ。

仕方なく、なんだ。
というのがわかってしまった。


当日、もしかしたらスルーされてしまうかもしれない。
そんなことも頭をよぎっていた。
気がついたらブロックされてるかもとか。

正直、ここまで続いてるのが奇跡に近い。
それも理解しとかなきゃいけない。
そう自分に言い聞かせてた。

何事もなくやってきた。
前と変わらないでやってきた。

…私の不安を返してよおおおおおおっw

たぶん、歓迎はしていないし、仕方なくなのは、そうなんだと思う。
優しいんだと思う。

でも来てくれるなら、私は甘えてしまおうと思う。
だって会いたいんだもの。
声が聞きたいんだもの。
できたら、触れたいんだもの。

「また」があることも伝えてくれた。
優しすぎるよ。
涙が出てくる。

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