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歯車というネットワーク

自分は社会の歯車じゃない
会社は社員を歯車としか見ていない

良く目にする言葉。
この場合の【歯車】は、
【取り換え可能で全体を回す一個の部品】
を指し、多分に否定的な意味を含む

でも、これだけは言いたい。

歯車って、作るの結構難しい

歯車にも様々な形状やサイズ、作り方がある。
どうやって効率的に力を伝達するか
どうやって小さな回転を大きな回転にするか
長い年月をかけて、今の形があり、
これからも進化していく。

作るにはそれなりの設備が必要で、
技量も必要で、
確かに摩耗してきたら、
代替されるかもしれないけど。

新しい人が入ってくる。
最初は、動き方もぎこちなくて、時には空回りもして、周りから伝達される力をロスもしただろう。
歯が4つくらいしかなかったかもしれない
周りがその歯に合わせてくれているかもしれない

それが段々と、
回り方もしっかりし、
歯の数も増えて、
周りとのギヤ比を都度変えながら、
大きなものを動かしていく。

それはとても意味のある、価値のある事だと思う。

私は、一応社長と言う立場だ。
もし、
『社員の方々を【歯車】だと思っていますか』
と聞かれたら、
「当然、【私も含めた】全員が、歯車です」と答える。

全員が、
それぞれの立場や技量に応じた役割を果たす。
それによって、組織が未来に向けて動いていく。
さながら機械の歯車が連動して動き、
大きなものを動かしていくように。
そして、当然私も歯車の一つに過ぎない。

それぞれの歯車が、
脳のシナプスとニューロンの様に、
サーバーや端末のネットワークの様に、
相互に密接に関わり合っている。

そこに、不要なものや不必要なものは一つとしてない。

自分のために、自分の生活のために回ってほしい。
それが、
昨日から今日
今日から明日に繋がって行くから。

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