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インゼルサラブレッドクラブ2020産駒全頭診断

この記事では歴代G1馬の募集時の歩様に一定の法則があることに着目し
その歩様の水準を満たした募集馬でなければ
「未来のG1馬にはなりえない」
という切り口で今年度産駒を評価させていただきます。


また筋肉の質(量や柔軟性等)も歴代G1馬は募集時に高水準であることが多いです。

○評価以上(歩様が高水準)の募集馬に関してはその点も加味して評価しています。


この記事が少しでも出資馬検討の役に立ちましたら幸いです。

宜しくお願い致します。

【評価基準】
◎:未来のG1馬。全力出資
○:素晴らしい歩様。出資
▲:まずまずの歩様。
△:及第点。
☓:少なくとも未来のG1馬ではない

【歩様を重要視する理由】
私は「歩様が良い」=「運動神経が良い」と考えています。
ですから歩様の悪いG1馬はいないと思いますし
歩様が良くないと、その他が良くてもG1レースでは勝てないと考えています。

【連動性について】
歴代G1馬の歩様は首・前脚・後脚が一つの波のように一体となって動きます。そのような様を連動性と呼称しています。

【短評について】
基本的に歩様の気になる点を記します。
ネガティブな内容になりますことを予めご容赦下さい。

【注意点】
この記事では基本的に○評価以上の馬を推奨していますが
歩様以外はしっかり評価していません。
その他の要素(測尺、血統等々)は読者様の方で補完していただけたらと思います。








1ヴィニーの20
評価▲
短評:少し連動性を欠いているようにも見える。


2チカリータの20
評価▲
短評:連動性をわずかに欠く。首の使い方も疑問。しかしトモの質は良さそう。


3エレクトラレーンの20
評価△
短評:歩様が重く、後脚の可動域が狭い。


4プラスヴァンドームの20
評価△
短評:連動性を欠く。


5スカイダイヤモンズの20
評価△
短評:連動性を欠く。


6スターズアンドクラウズの20
評価△
短評:後脚の可動域が狭い。連動性に欠ける。


7エレクトラムの20
評価▲
短評:連動性を欠く。首の使い方にも疑問。


8オワセイフの20
評価△
短評:少し連動性を欠く。トモの質は良さそう。


9ビウィッチトの20
評価△
短評:連動性を欠く。歩様も少し重い。


10チリエージェの20
評価☓
短評:歩様が固く、後脚の可動域も狭い。


11ルーシーブライドの20
評価△
短評:連動性にわずかに欠ける。歩様は重いが、身体を絞れば変わりそう。


12ユイフィーユの20
評価◎
短評:首の使い方が気になるものの、連動性が良く、歩様が素軽く品がある。トモの質も悪くない。


13ラヴアンドフェイスの20
評価☓
短評:後脚の連動性が狭い。歩様の推進力をあまり感じない。


14シャブリの20
評価△
短評:連動性を欠き、首の使い方も気になる。


15ブーケトウショウの20
評価☓
短評:連動性を欠き、四肢のスムーズさも評価しがたい。


16ラルクの20
評価☓
短評:前脚と後脚の連動性を欠く。


17フリーティングスピリットの20
評価○
短評:正直よくわからないが連動性は良く見える。首の使い方に違和感があるものの、大成する可能性を感じるので○評価とした。


18ブラッサムドの20
評価▲
短評:歩様の素軽さに欠け、前脚の動きがスムーズでない。トモの質は良さそう。


19コンシダレイトの20
評価▲
短評:四肢の可動域が広い。トモの質も良く期待の持てる一頭。個人的に首の使い方が気になる。

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