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ひと夏のアバンチュール

私にとって久しぶりの現場は、SummerParadise2018。(といいつつ、この間に舞台挨拶やコイベビ等は挟んでいるが…)
今年転職し、今までのように自分の希望する休日は取れなくなって、労働基準もへったくれもないような業界に足を突っ込んだおかげで、楽しくも24時間じゃ足りないような日々を送っている。
そうなると去年まであんなに現場主義だった私がこうなるんだなって自分でも不思議に思うくらい、現場から遠のいていて、かといって彼らを見たり、レポを見たりすると行きたいなぁと思わないわけではなく、なんとも不思議な感覚に陥っていたし、まあ少クラにも毎月出るようになったし、雑誌も安定して掲載してもらえて、このまま茶の間(?)とやらになれるのでは?と思ったり思わなかったりのなかで迎えたSnowManのSummerParadise。
横アリ単独コン以来、歌舞伎もいけなかったので、アイドルとしてステージに立つ彼らに久しぶりに会えるとワクワク。
最終日の2公演。神様が私に与えてくれたチャンスはこの2回。

当たり前に、楽しかった。
そしてやはり、SnowManは大天才だった。
なにより、本当に楽しそうだった。彼らの好きなところの一つは、楽しくいじるけど貶めないところだし、いじった後のフォローが多分宇宙で一番優しい。バラエティ的にはもしかしたら物足りないと言われるのかもしれないが、見ていて誰も傷つかないし、嫌な思いをしない。そこだけは、彼らがどれだけ人気者になっても、大人になっても変わらないでいてほしい。ずっとずっと変わらずにそうあり続けてほしい。
でも今回翔太が言った「みんな(お客さん)は俺らがこうやってわちゃわちゃしてるの見るのも嬉しいんだから」って本当にそのとおりで、いつのまにそんなに客観視できるようになったのだろう。2年前のあの夏、私は君がその世界を嫌いになってしまったのではないか、いなくなってしまわないかと本当に危惧したんだから。そんな君が、先頭に立って楽しそうに笑う姿に、ましてやそんなことを言えるようになった君にどれだけ感心し、歓喜したことか。あぁ、なんか大丈夫だなって心の底からそう思えた。信じてるし、信じてもらっている。そして6人が何よりも自分たちを信じあっている。そこに揺るぎがないことが何よりも大切なんじゃないかな。
前もどこかで言ったかもしれないけど、今のMCには変な間が流れることがない。誰かが言ったヘンテコなことを、誰かがそれはそれは嬉しそう楽しそうに笑う。男子高校生のような、一見そんな誰にでもある当たり前の構図が、この年齢になって本当に儚く尊いものだと思い出させてくれる。でも、内輪だけが楽しい話題ではなく、なんだかこちらまでふふふと笑ってしまうような。みんな楽しい?大丈夫?って声をかけてくれるところもまじ優しさ。

そして、ありがたいことに、まあ告知ごとが多くて。
そして、それに「俺も出して」「俺は今からお前を倒す。勝ったら俺も出せ」っていう4歳児みたいな翔太がかわいくてかわいくて。可愛すぎてずるい。(今思えばこの時はもう自分のお仕事も決まっていただろうに)
翔太が本当に楽しんでいて、なんだか涙が出そうになった(当方は岩本担ですが)ここまで、翔太の話しかしてなくない?って思ったでしょうが、そうなんです。翔太の顔面の良さにこれまで幾度となくひれ伏してきましたが、この夏の渡辺翔太がイケメンすぎて、脳みそ溶けたので、ダメなんです。とかいいつつ、やっぱり一番は岩本照なんですけど!!!

みんなもよく言うけど、SnowManもA.B.C-Zも誰かを陥れるような蔑むようないじり方をしない。だから見ていてチクリと胸が痛むこともない。だから好き。きっと根っこが、根本が超優しいんだろうなあっていつも思う。そんな彼らが好きで、MCが好きになった。楽しそうだなあ。いいなあ。輪に入りたいなあって思わせてくれるような彼らが本当に見ていて幸せで、涙が出そうになるくらいだ。大人になってプラベまで一緒とはいかなくなったのかもしれないけど、いつまでもくだらないことで笑いあっていてほしい、そう願い続けることしかできない。
そんな彼らの組体操がまたアホみたいに楽しくて、身体能力やべーーなwwwってなるわけだけれど(笑)でも、昼公演の意思疎通のやつも安定に可愛くて、犬の名前ショコラは笑った。私も犬飼ったらショコラにしよう。寿司ネタはいくらが私も一番好きだから、はじめと締めに食べるって決めてるし(私のことは聞いていない)、なんだか等身大の彼らに少し触れられたような気がして、嬉しくなっちゃうよね。

セトリはもはや心配事とか何もなくて、こんなに新しい挑戦をなおも続けていく彼らが誇らしい。こういうのもやれちゃうって、もう向かうところ敵なしじゃない?強いて言うならあと”3秒笑って”くらいじゃない?←
でも、その3秒笑ってさえも、やったらかわいさで溶けるだろうからなあ。もう無敵なんだと思う。freezeの佐久間召喚もまじで最高で、一番最初に見たときに、何これ天才かよって本気で思ったんよ。踊るだけじゃ飽き足らないのかよ!かっこいいかよ!って。もう、無敵だなー(何度目かの無敵)
オリジナル曲もいつのまにかこんなに増えて、あの頃欲しくて欲しくてたまらなかったオリ曲、どれも大切な思い出が詰まった宝物なんだよなあ。また涙。

各所にかっこいいもかわいいも散りばめられていて、そこのバランスや見せ方が本当にお上手で、だめなところあんまり見つからないの本当に。
あー、私彼らのパフォーマンス死ぬまで見ていたいなって。改めておもったんだ。
あ!あともう一つ。みなさんお歌が本当にお上手になってびっくりだよ。いつのまに?現場入るたび、上手くなったなって思っていたけど、今回はあれ?ふっつうにうまい…えっ?って困惑した。Familyをまさかひかるさんがリードする側になるとは思っても見なかった。2014年の歌舞伎見てほしい本当に(笑)あの頃、歌声に聞き惚れる未来は正直くるなんて微塵も思っていなかったんだから。

そして最後、
体は大きいのに弱虫で気が小さいひかるが、あんなに力強く「デビューするから」って言ってくれるなんて思ってもいなくて、「夢はみるものじゃなくて叶えるもの」そう言い切ったひかるに「よく言った!」と言ってくれた翔太。まっすぐ前を向いて聞いていた他の4人。あの空間にいた人にも、いれなかった人にもその気持ちはまっすぐ届いたと思う。この激動の平成最後の1年を経て、これから先になにが待っているのかなんて分からない世界。そんな中で6人でそこに立ち続けることを選んでくれていることに心からの敬意と感謝を伝えたい。
君たちのおかげで、毎日頑張れている人は君たちが思っているよりたくさんいるよ。君たちにすこしでも恩返しができるように。少しずつ少しずつでも前に進んでいく君たちの背中を押すことができるように。
例えばそれがジグザグでも、細かったり太かったり綺麗に舗装されていなくても、振り返ればほら軌跡の足跡が確かに道になっている。どうか、明るい未来に向かって、デビューという通過点をちゃんと通って道が続きますように…