エンターテイメントに命を救われたことがある人間って絶対にいると思う

CUBERSがなくなっても人生、続いていてすごい。

大好きなものが大好きなままなくなっちゃった経験ってあまりないから、今しか書けないメンヘラお気持ち表明を残しておきたいと思ってnoteデビューしてみた。

私が春斗くんに落ちたのは2020年、きっかけは100チャレだった。100チャレを知らない人のために説明すると(そんな人がこのnoteを読んでくれているとは思えないが…)メンバーが各々の自宅で毎日1つずつ小さいお題にチャレンジする様子を配信するというコロナ禍に行われた企画だ。20分くらいの本当にちょっとした配信だったけど、毎日毎日しょうもないささやかなお題に1人楽しそうに挑戦する無邪気な姿を見て、絶対に人生をかけて守る……みたいな感情になった。当時CUBERSのことはあまりよく知らなかったけど、春斗くんの配信だけは毎日欠かさず見た。
今思えば、コロナ真っ最中で思うように外に出られず、会いたい人にも会えず、あまり自覚はなかったけど鬱屈とした日々を過ごしていたんだと思う。そんなイレギュラーな状況だったからこそ、毎日変わらない春斗くんの明るさに救われていた。

初めてCUBERSのライブに行ったのはJUMPING BOX TOURの名古屋公演だった。東京ファイナルまで待ちきれなくて名古屋に行った。
それまでオンラインライブとYouTubeに先人たちが投稿してくれた過去のリリイベ映像を擦り切れるほど見ていた日々だったから、画面の中の存在だった春斗くんが目の前で歌って踊っていることにすごく感動した。感動しすぎてその日の帰りに【朗報】はるとくん、実在 とツイートしたのを覚えている。生で見たCUBERSのみんなは映像で見るより何百倍もかっこよくて、大袈裟じゃなく本当にキラキラして見えた。やっぱりライブっていいなあアイドルっていいなあ音楽っていいなあ……と胸がいっぱいになった。


それから頻繁にライブに通うようになるまでに時間はかからなかった。
僻地のイオンモールの、5人横に並べないんじゃないかってくらい小さなステージでのリリイベも、ピカピカの照明に照らされた大きなホールでのワンマンライブも全部が大切な思い出になった。
踊らないワンマンの、その場を支配するみたいな春斗くんの歌唱力が誇らしかったこと、いつかの春ツアーで披露してくれた春斗くんのDEEPのソロステージが天使みたいに可愛くて夢みたいに綺麗だったこと、CUBERSが今年本気で大きくなろうとしてるんだってワクワクしたファイティングポーズイヤー(後にそれは幻想だったと知る……)涙で視界がぼやけて何を見たのかあまり覚えていないラストライブ….…書き出したらきりがないくらいたくさんの忘れられないことがある。
ステージに立つ春斗くんはいつだって太陽みたいに輝いていた。春斗くんの歌が聴けるならライブの会場が大きいとか小さいとか私にとっては関係のないことだった。
特典会で話が弾まなくても、ありがとうと嬉しいしか返ってこなくても幸せだった。
根拠はないけどただなんとなくずっとそこにいてくれるような気がしていた。



だけどCUBERSは解散した。5人は「解散は誰かに言われたわけではなく僕たちで話し合って決めました。」とか言ってたくせに、辞めたくなさそうな素振りばかり見せるし、必ず再結成すると誓いますなんて言っていた。結局なんで解散したのか私には良くわからなかった。
CUBERSのことを忘れられたら楽になれるのに、ラストライブで春斗くんが言葉を詰まらせながら言った「悔しい」が頭から離れないし、再結成とか言うからCUBERSのことを諦められない。


春斗くんがステージからいなくなるその瞬間までずっと大好きだった。私にとっては代わりなんかいない世界で一番のアイドルだった。
伸びのある真っすぐな高音も、歌詞に込められた感情が痛いくらいに伝わってくる表現力も、ライブを重ねるたびに進化していくフェイクも全部春斗くんにしかない魅力だと思う。どんな形でもいいから、歌うことを辞めないでほしい。


私は春斗くんからたくさんの幸せをもらった。
春斗くんのセンター曲「A Beautiful Magic」のテーマは「大切な人がいると人生は魔法がかかったように美しく、楽しくなる」だったけど、本当にその通りだと思う。私の何気ない日常は春斗くんの魔法で彩られていた。
魔法が解けてしまったら何をしようか…………


今はまだ何も思いつかないから、春斗くんのこれからの人生が、これまで以上に幸せに満ちたものであるように願っていたいと思う。

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