天岩戸神社・天安河原〜星と神話を巡る熊本・宮崎リトリート⑧〜

2024年5月19日 19:00

最終日は、宮崎県で最も行きたかった高千穂・天安河原へ行ってきました。

私、実は、高千穂のことを全く知らなくて。
高千穂の名前は聞いたことがあったし、
渓谷の写真は見たことがありました。

天照大御神が天岩戸にお隠れになったという神話も
聞いたことがありました。

けれど、
その神話の場所が、どこにあるかは知らなかったんです。
なんなら伊勢神宮にあると思ってました。😅

伊勢神宮でも出雲大社でもなく、
高千穂にあっただなんて！
そのことに、まず驚いたのですが。

それを知って以来、
その場所に行くことがとても楽しみだったんです。

結果。

ほんっっっとうに、行ってよかったです！！

中でも、神職の方にご案内いただいて、
聖域である天照大御神がお隠れになったという洞窟を
見せていただけたのですが。

そこは、あまりにも神々しく、神秘的で。

こんなにも神々しい場所があったのか！と
驚愕です。

胸が熱くなり涙を堪えながら、
無意識に手を合わせてしまうような、
静謐なエネルギーに溢れていました。

周りには何人もの人がいるにも関わらず、
まるで天照大御神と私。
ふたりだけで向き合ってるような感覚に襲われ
きっとそれは数秒のことだっただろうに、
ずいぶん長い間、そこにいたかのようでした。

ただ祈る。
人々の心が安らかで明るくあるようにと。
世界が明るくあるようにと。

この旅の間中、
繰り返していた祈り。

光あれ、と願う。

まさしく、
ただ、それだけが、そこにはありました。

その後、天安河原へ行ったのですが、
そこもまた素晴らしく。

神々の願いと人々の願いが織り成されいる場所でした。

河原に降りて水に触れると、
場の波動の高さに共鳴して、
体の隅々まで細胞が生まれ変わるようにクリアになっていく。

それは私だけではなくて、クリスタルたちも！
河の水につけると、あまりにも嬉しそうに輝いて、
クリスタルに宿る精霊は嬉しそうに舞い、
天使たちも気持ちよさそうに羽根を広げて、
これでもかというほど、光をふりまきまくってましたよ。

神聖な場所に行くと、美しく輝くのは、
天使も精霊も、そして人間も同じようです♡

形あるものと、形ないもの。
見えるものと、見えないもの。

その境を作っているもののひとつが、
鳥居なんですが。

今回の旅では何度も何度も鳥居を潜ったせいでしょうか。
時間の区切りが曖昧になったのかもしれません。

ある世界とない世界。
見えるものと見えないものの境が
どんどん曖昧になって。
自分がどちら側にいるのか
時として見失いそうでした。

それは「時」をすごく感じ、
同時に「時」を失う。
ということでもありました。

過去、現在、未来が常に同時にあって。
だけど、時がなくなる。

言葉で表現が難しいのだけれど。

その一方で、
二泊三日の旅が2週間くらいに感じるほどに
濃密な時間でもありました。

この感覚は、子供の頃の時間感覚に近いかも。
小学生の頃って、永遠に小学生のままかと思うほど、
永遠に終わらない世界に感じませんでしたか？

今回の旅で訪れた場所は、
どこも素晴らしいところばかりだったのですが。

実際にその場に行くことって、本当に大切ですね。

そこへ行くことでしか、
感じ取ることができるものがある。

写真や映像でどれほど繋がろうとも、
実際にそこへ行き、
その場所に立つということには決して敵わない。

しかも、そこのエネルギーに実際に触れることで、
離れた後も何度でもつながることができる。

それは、きっと人間も同じ。

だから、
行きたいと思ったところへ行き、
会いたい人には会いに行く。

その決意を改めて再確認しました。

解ける
解放
融合
時の共存

それが私の今回の旅のキーワードだったようです。

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天岩戸神社
天岩戸神社は、日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている天照大御神がお隠れになった天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として祀られています。

天安河原
川上には八百萬の神々がお集まりになり、相談をしたという天安河原があります。