推しの廃業発表と「推す」という事
私もお気持ち表明ブログデビューです。
推しの廃業発表とその時に感じたり思ったりした「推す」という事について拙い文章な上に長文ながらも書き留めておきたかったので流し見る程度で見てやってください。よろしくお願いします。
事の始まりは12月3日12時過ぎ。いつもより遅く起きてしまったがいつも通り二度寝防止にとTwitterを開いた。
TLを開いて目にしたのは普段推しの名前を呟かないフォロワーの推しに関する呟きと私の心配をする友人の呟きだった。
一体何が起きたのだろうと思ってTLを遡ったら
推してる声優の廃業の発表のニュースのツイートが目に入る。
TLを遡る手が止まった。
そういう予兆はあったのは薄々感じていたけど、廃業?引退じゃなくて廃業?と混乱しつつも徐々に喪失感と虚無感が襲いかかってぼんやりしてたら約1時間経ってた。気付いたら涙が溢れた。
去年春頃からの推しの感じにしろチョクメ終了な上にツイッター更新終了からのアカウント削除で「やっぱり声優やめてしまうのかな」とは覚悟してたけども、やっぱりいざ発表されるとなると受け止めきれなかった。受け入れるキャパが足りなすぎた。やっぱりもう推しの活躍が見れなくなるのかと思うと胸が苦しくなって尚涙が止まらなかった。
某アイドルコンテンツの演者として推しを知ってるフォロワーの方もフォロワー外の方も推しと親交があった同業者の方や関係者の方も信じられない気持ちでいながらも推しのこれからの人生を応援した。
でも私はまだ受け入れられなかった。受け入れるキャパが狭すぎて推しに申し訳ない気持ちになって苦しくなった。更には秋頃に送った推しへのファンレターの事を思い出し、推しの活躍を願うそのファンレターがもしや推しにとってプレッシャーだったかなと思い始めて尚苦しくなった。
そんなところに友人数名とのグループLINEが動き始め1人の友人が和ませるために友人の推し(※1歳の友人の娘)の可愛い動画を送った後に「吐き出してコンビニ(仮)ちゃん」と言われたのでお言葉に甘えて積もりに積もった思いの丈を吐露して、
声優やめる予感はしてたのに受け止めきれなさそうだし、次の道へ進む推しの応援なんて出来ない私はファン失格なのかなって思った事とか、
今年のお渡し会の時推しはこんな事言ってたなあとか、
そういえばツキクラのオフィシャルファンブックのインタビューでラジオ関係の仕事がしたくて饒舌になる為に声優の専門学校行ったら今の事務所に声掛けられて声優になったって事書いてたなってのを思い出して、もしかしたらラジオ関係の仕事がやっぱりしたくなって声優やめてやりたかったラジオ関係の仕事に専念するのかな、それとも廃業って事だし裏方として業界には残るのかなって考えた事とか、
その流れで一昨年配信されてたラジオで推しがわざわざヘリウム吸ってポ○モンボールの効果音の真似してたのを思い出して爆笑してしまった事とか、
推しのこういうところが好きだったとか、
推しを追ってた時の事を色々と思い出し、こういう風にもう推しの活躍は見れないんだと思うとまた泣けてきたし、それを延々と聞いてくれた友人達の優しさにまた泣けてきた。本当ありがとう友人達。心配して話を聞いてくださったり慰めてくださった他の友人達やフォロワーさん達もありがとうございました。
話は変わるが上記にも書いてる今年3月上旬の推しが所属してたユニットのお渡し会の時。
何度も推しが出る接触イベントには参加していていつもだと私が話して推しは相づちする感じで喋る流れだけども、この時のお渡し会はわたしがなにかで褒め、推しがありがとうございますと言った後に「これからもこのユニット(実際はユニット名)をよろしくお願いしますね」って言った。
この時は推しを含めてユニットをよろしくお願いします。って深く考えず純粋にそういう意味だと思っててまだ推しは声優続けるんだなって仄かに期待していたけども、今とはなっては推しを除いたユニットをよろしくお願いします。って意味で言ってたのか、言葉の意図は本人にしかわからないけどもその時のお渡し会の事が頭の中を巡っている。
もうこの頃には廃業する準備はしてたのかなとも今になって思ったけどもこれも本人と関係者にしかわからないのでなんとも言えない。
そして推しの廃業発表について同じ推しのファンの方や推しが演じてたキャラクターのファンの方、元ファンの方だったりといろんな方のツイートやブログがTwitterのTLに流れ、いろんな意見を見て「推す」ってなんだろうと考え始めた。
よく言われてる「推しは推せる時に推せ」
私も推しの件も含めて後悔しないような推しライフを過ごしてねという意味でこの言葉をTwitterで呟いたけども、「推せば推すほど推しがますます魅力的に感じてしまって、そんな推しのスキャンダルとか活動が引退やらで見れなくなってしまったら辛さも喪失感も半端ないから推しても辛い」っていう意見を見て確かに…ってなった。だから「推しは推せる時に推せ」という言葉が嫌いになったという方の意見もわからなくもない…
無闇に「推しは推せる時に推せ」と言えなくなった。推してても辛い人もいる事を知ったし、私も推しが廃業を発表して日が経つにつれて推しても辛くなる事を知ってしまったし、私は今まで推しを推してて推しの活躍に貢献出来てたのかなと自責の念を感じてしまったし、ふと過去の事を思い出したら気候や体調による情緒不安定のせいだと思った推しに対するネガティブな気持ちも実はそれだったんだなと腑に落ちたし。本当にオタクは面倒だ。
辛いなら降りればいいじゃんって言われるだろうけど、推してて辛い事よりも推しのこういうところが好きって事の割合が高いので結局降りられないし、推しよりも素敵な人を見つけその人を推そうと決めた時とか推しの恋愛スキャンダルや不祥事とか運営や同業者や関係者などの推しの周りの人達の行動で冷めてしまったり幻滅してしまったり心が折れたりしない限りずっと推し続ける。好きだから。本当にオタクは面倒だ。(2回目)
そんな面倒なオタクなので声優をやめる気配を感じても推しが声優やめるまでは推し続けようと決めていた。推しが声優やめると同時に声優オタクを引退する事も。
とりあえず未だに推しの廃業を受け入れられない推しのファンと推しが演じるキャラクターのファンをファン失格とか、辛いけどようやく受け入れられたファンにもファン失格とか非難するのはやめようね。人それぞれ気持ちのキャパが違ければ悲しみや辛さの大きさも違うんだからそっとしておいてね。自分の時は〜とか自分の経験上は〜ってマウント取る人も然り。
数日経った今も受け入れられそうでまだ受け入れられない気持ちだけども、ただ推しは次の道でも健やかに幸せに過ごしてくれれば。ってか幸せになってくれなきゃ許さないので幸せになってね絶対に。
そして辛くても「推してよかったな」と思えるぐらい、活動が見れなくなって悲しく寂しくなるぐらい好きでいさせてくれて本当にありがとう。
推しが廃業する日までにはようやく受け入れられて推しの次の道へ進む応援が出来るといいなと、そんな気持ちで残り僅かの2019年を過ごそうと思います。
みなさんも後悔のない推しライフとオタクライフをお過ごしください。
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