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智子様への返信

note への感想という形で投稿しようとしたら文字数制限がきつかったので、こちらにて。

当エントリは
本作は南雲 皋様主催
「匿名短文開花ショタ企画」
https://kakuyomu.jp/works/16818093078124332759
参加作『北国の初夏』

に関する智子様の諸感想及び考察

へのアンサーエントリです。


はじめまして。『北国の初夏』作者の波間丿乀斎です。

まずは作品コメントと、ピックアップをしてくださり、ありがとうございます。今回故あって会期中はほぼ存在感を消すことにしておりましたが、裏では智子様の記事を拝見しては逐次的に返信をする、とやっておりました。本イベントについて、思いがけない楽しみ方を与えていただけたよう感じております。こちらにつきましてもまた、ありがとうございます。

以下、各記事初公開時のリアクションです。

6/9分返信

お読みくださり、ありがとうございます! 香りってやつは、ほんに何かをぶち壊す魔力がありますね…ここでも「その前置きがあったため」少年の理性がぶっ壊された、と言う感覚的な意味での伏線として引いています。

言葉遣いについては、基本的には「やらかしたら面白そう」です。「なんで明治文体!?」ってツッコんでもらえたら最高。その程度のノリです。
とはいえ、もちろん一応持ち合わせている考えもあります。正直この作品のモチーフを現代文で書いても「あまりにもどストレートな男の性癖の暴露話にしかならない」と感じたのですね。香り→胸チラ、を書くだけの話ですし。なので文章及び世界観の方をフェティシズム全開にしてやろう、と思いました。カタカナ名前のキャラをひらがなで書いて傍点とかマジでヘキです。いやこれは余談。
南雲さんの募集テーマが「ショタロマン」の開陳であるわけで、そこに実在する元ショタ、現おっさんが性にピキーンとなった瞬間を叩きつけてしまう(さすがに実体験はあの順番通りではないですが)と、ただのセクハラにしかならない。ならもうセクハラ要素はどうしようもないにせよ、せめて別のヘキで包もうぜ…といった感じの言い訳も、ない、わけではありません。まあ多分に後付だなあと思っています。

6/11分返信

本作に関連した追記を拝見し、「そうですよね~」という感覚でした。自作はもう、明確に「ここから先はショタが性加害的存在になりかねない」という点から、ラストの表現をしております。お読みになった方のうち、以降オーロラがジェレミーを忌避するようになった、という方向で解釈をなさることも妨げたくなかったためです。「この企画を楽しまれる方」であれば、そちらのほうが多くなるのではないかしら、とも思いましたし。

蓋を開けてみれば、PVやハートの動向から、自作は「悪い意味で」本企画のテーマに沿った作品になっていた、と考えています。そして智子様がおっしゃる通り、「自作が、いわゆる「お気持ち」の上で避けたくなるものである」事も尊重されるべきである、とも。

ただ、そういった諸々を踏まえての自分のリアクションは、「なるほどなるほど、じゃあ本作でぼやかしたところを赤裸々にできるよう考察してみましょうね…」でした。初日でそうした傾向を見て取り、一気にスピンオフ作を書き上げました。まあ基本的にさほどお上品な性格ではございません。

『少女オーロラの物語』(企画作+スピンオフ)
https://novel18.syosetu.com/N4505JD/

一応リンクを貼るだけは貼っておきます。お読みいただきたい、とは言いたいところですが、イベントそのものとは直接関係がない話である以上、強制するわけにも参りません(しかも本編の六倍強とかいうクソ分量)。『北国の初夏』の作者が、だいぶやらかす方向で本イベントを楽しんだらしい、と言う部分のご認識をいただけましたら僥倖かな、と思う次第です。

特記 自慰まわり

智子様の諸考察について申し上げておきます。正直、自分がまさしく智子様の仰る「全く何も知らなくて、なんかいじったら気持ちいいので至った」クチなのです。なので「誰か/何かから学ばないと自慰にたどり着かない」と言う発想が、悠井すみれ様よりの問題提唱以前には存在していませんでした。智子様のオナニーにまつわるお話も、はじめ「またまたーw」と話半分に聞いていたレベルです。
生まれてうん十年、ものすごく重大な知見を頂戴できたよう思っております…そうだったんだ…。

一応、ここには触れておきますね。「どう自然体得したのか」。おそらく智子様にとっては、もっとも理解に苦しむところだと思いますので。
プール教室に通っていたとき、何を血迷ったかレーンを区切る浮きの上に乗り、這いずったのです。このとき浮きがちょうどジュニアを刺激し、未知の快感に襲われました。これをなんとか再現せんと風呂場で試行錯誤した結果成功、前立腺液が飛び出ました。
後にそれが白く濁って「なんかの病気になっちゃったのか!?」と怯えたのも記憶しております。ちなみに誰にも相談できないまま、何となくそれを精通と呼ぶのだと得心しました。
そこからさらに後になってAVを見て「ん、あの男の人のジュニアに加えられているであろう刺激を手で再現すればいいのでは!?」と悟り、真似してみたところ効率が飛躍的に高まって感動しております(本編の自慰描写は、この辺りが反映されています)。「マスターベーション」という言葉を知るに至るのは、そこからさらに年を跨いだよう思います。
いや本当に、これを「通常ルート」と思っていたのです、つい数日前まで…ちょっとこの天文学的転回に、まだ頭がついていっておりません…

とは言えこれは「ではなぜ原初にセックスが成り立ったのか」の答えにはならないのですよね。興味深いテーマだと思いました。

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