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今年の振り返り

こんばんは、五胡十六国入門です。流行りに乗って今年の振り返りをしてみたいと思います。

今年の一月十五日、『「五胡十六国」入門』

を、発刊。とにもかくにもここに大きくフォーカスした年でした。その後Kindle限定で小説作品を三冊発刊。こちらの売れ行きは、まぁまぁ、まぁまぁ。仕方ないですね、「五胡十六国の物語を知りたい」の前段階、「五胡十六国時代のことを知りたい」の動勢ができていないです。この一年、その辺りをどう動かせるか、について考えてきました。

そうした思考の結果が、先日発刊した『十八史略に見る春秋戦国入門』。

これは後日発刊する『十八史略に見る秦漢三国入門』と対にする予定で、五胡十六国に至るまでのアウトラインを導こう、としています。またこれがどういった形で結実するかはよくわかりませんが、まぁ、動くだけ動こうと思います。

今年といえばカクヨムでは

こちらを一旦切り上げ、この中から

春秋戦国時代について切り出しました。この内容が上掲春秋戦国冊子の下敷きとなっています。このほか、

五代十国時代、南漢の滅亡をテーマにした小説を書きました。今年書いた小説はこの一作のみですね。あまりにも書かない年でした。まあそれはそれで良いのです。その代わり

カクヨムの短歌コンテストにチャレンジしてみたり(箸にも棒にもかかりませんでしたがまぁよし)、

般若心経を自分なりに訳してみて、そこから菜根譚への興味が湧いてきたため菜根譚の私訳を開始しました。

あとはなぜか老子を兵法書として読んでみようとし始めたり。

うん、なかなかに支離滅裂ですね。けど老荘思想がより深く自分の行動基準の深いところに刺さったな、とも実感できました。

https://kakuyomu.jp/works/16816927859749595280/episodes/16817139558413045406

にて、
 ①世界にある万物はカス。
 ②「我」からは逃れようがない。
 X証明できないものは検討しない。
と示したものを、世界を前にした自分の基礎思考に据える。ここをより深めるための一年だった、とは言えそうです。「俺を俺として確立させる」ですね。ではその後。

来年は劉裕のカクヨム版を完結させたいです。これは書き始めと今との知識バランスがあまりにいびつすぎるので、完結最優先、完成度度外視という、読者様に対し失礼極まりない形式を取ります。その上で、完成形を練り上げ、「一つの形をなした歴史エンタメ」として成立させたいです。

同人誌まわりでどうやってプレゼンスを確立させていくか。ここも考えていきたいところですね。孔子集団と竹林七賢。彼らのどちらを先に手掛け始めるのかとかも考えたいところ。やりたいことが山盛りすぎて困ります。まぁやれるところからやっていきたいものです。

#今年のふり返り



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