スラムダンク最遅感想

見てきました
THE FIRST SLAM DUNK

※一応ネタバレ注意という形でお願いします


先月だか先々月に1度見に行こうとしたんですけど、時間の都合で見れるのが歌舞伎町タワーの109シネマしかなくて

友達とタクシーで移動しながらチケット買おうとしたら、1人4500円だったんですよ

いわゆるプレミアムシート的なものしか存在しないらしく、全部の映画がこの値段なんですけど
申し訳ないけど高いよ、という事で
その日は新宿まで行ってIKEAで甘いクッキーを買って帰りました

それからしばらく経って急に見に行くことにしたんですけど、自分でもなんで急に見に行く気になったか分からないんですよね

もしかしたら最近手に入れたジョーダンのサンダルの影響かもしれないです、サンダルは本当にいくつあってもいいですね

で、映画なんですけど前評判の高さが過去最高レベルだったにも関わらず、最高でした

30手前の男が生きているとスラムダンクの映画の情報は勝手に入ってくるので宮城リョータがメインであり、山王戦が繰り広げられ、リョータの兄は死ぬ、という大まかな流れは知っていたんですけども

リョータ兄が死ぬ前のシーンが死にそ過ぎて笑いそうになりました

前後関係は覚えてないんですけど、湘北メンバーがカリカリと描かれていって5人歩き始め、山王の面々が迎え撃つ形になり、色が付いてタイトルがデーンと出るんですけど

SLAMってAなんだ……という衝撃がありました、ずっとSLUMだと思っていました

Uの方のスラムはトー横やグリ下を示す方のスラムでした、勉強になりますね

3DCGのアニメーションで井上雄彦の絵が動くわけなんですけど、当たり前みたいな感じで見てたけどアレすごいっすね、予告映像で見た時に違和感あるな〜とか思ってたんですけど

試合のシーンの動き方とか、作画が綺麗でヌルヌル動くアニメーションとは違う鮮烈なリアルを感じました

それと、よくよく考えるとバスケの試合はたまーに映像で見ることがあっても大抵派手なスーパープレイの瞬間だったりで

近い距離で選手の具体的な動きを見ることがなかったので、それがバスケ鑑賞体験としても新鮮でした

プレーの瞬間のアニメーションを見ていると「俺も出来そう」という謎の自信が湧いてきました、それだけすんなりと選手の動きが頭に入ってくるアニメーションだったんだと思います

筋の部分もまぁ存分に楽しんだんですけど、どちらかというとこういう映像的な楽しさが印象に残っています

で、一応本作の主人公という形だと宮城リョータではあるんだろうけど

やっぱり桜木花道の主人公力ってすごいんですよね、ここ何年か見てきたアニメ漫画の主人公を脳内で蹴散らしていく感覚がありました

花道かっけぇよ、コレですよ結局

木村昴の桜木花道、めちゃくちゃ良い
試合のシーンは3割くらいこの事が頭を占めていました

多分キャラクターの声に関しては賛否あるんだろうけど、声優に文句付けていいのは劇場版サウスパークだけなので覚えておいてください

試合終盤のストーリーに関して、シンプルに漫画で見た時より怪我の深刻さが伝わったので、あの辺りのストーリー運びはかなり乗れましたね

ただ、映画の構成的に仕方ないんですけど試合→回想→試合→回想の流れがある分、終盤に向けての映画の筋のテンションと試合のテンションに差が生まれるというか

試合が決まるシーンに熱量のピークがいかない感覚がありました

普通に試合を楽しみすぎちゃったからかもしれないので、この辺りは良くも悪くもという感じはします

映画に関してはキリないので、一旦この辺りで

六本木のTOHOで見たんですけど、後ろの席にユーモアのシーンは全部反応しちゃうオタク女子がいて良かったです

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?