コロナ自宅待機0日目

家族:私(夫)、妻、娘(3歳、保育園通園中)
ここに記載することはある一つのパターンであり、専門家との相談の上判断を行ってください。よろしくお願いします。

4/25 月曜日

昨晩から体調が悪かった妻が、熱を測ると37.8℃あるというのでしばらく前から体調の悪かったという娘を連れて近所の内科へ。
その間に職場へ陰性確認でき次第出勤すると連絡を入れる。この頃はコロナじゃないとたかをくくっていたが、検査の結果は陽性。その前の22日金曜日に一度娘が38℃台の熱を出していたのだが、それが始まりだったのかもとのことだった。(その時に熱しかなかったので病院には行かなかったのだが…激しく後悔)
職場にしばらく出勤できない旨を伝え、今後の方針を考える。
自分には症状がないのでまだ濃厚接触者扱い。娘もその前にかかっていた可能性はあるが、検査していないうえにいま症状もないので濃厚接触者にとどまる。(症状がない中検査は精度が低いのであまりおすすめしないとのことで病院から言われる。)
ちなみに私は仕事柄厚生労働省から来ている読みづらい通達や事務連絡を読んできたおかげで決まりごとについては多少覚えがある。
これからの対応についていくつかパターンをだして検討。

①このまま3人で妻・私娘の隔離生活をする。

この対策のメリットは
・娘と私が陰性で終わった場合、最短7日(検査すれば5日)で待機期間が終わる。
・もし娘や私に陽性が出ても3人で対応できる
と理屈の上はいいことづくめである。
ただし、うちは3LDKのマンションであり、娘がお母さんっ子なのもあってなかなかうまくいかないだろうと考えていたがやはりその予感は的中。娘が別室の妻にひっついてしまい、隔離生活は事実上不可能。
(※ちなみに、大阪府ホームページなどでは隔離生活ではなく感染対策と呼び、感染対策を「※日常生活を送る上で可能な範囲での、マスク着用、手洗い・手指消毒の実施、物資等の共用を避ける、消毒等の実施など」と定義していて、曖昧なのでこちらが「ちゃんとやりました」と言えるものではあるが…)

②隔離せず3人でそのまま暮らす。

①ができない以上家で暮らすと必然的にこれになる。
この場合のメリットは、
・陽性が出ても3人で対応できる
デメリットは
・陰性の場合、濃厚接触者の待機期間が陽性者の療養最終日+7日後まで伸びる
これは大きなデメリットである。
陽性者の療養期間は10日間なので、17日間外出できないのだ。しかも、娘がもしかしたらすでに発症している可能性もあるので、コロナにかからないとなると娘が17日間保育園に行けない=大人の仕事に差し支える、という可能性が高い。
ふたりともに陽性がでる、ということにベットしたようなものだ。

③現状陽性者である妻だけホテル療養に入れる。

結論から言うとこのパターンを取ることになった。これにより、隔離後に娘か私に陽性が判明した場合ひとりで娘の世話をしないといけないというデメリットがあるが、娘と私が陰性のままの場合、待機期間が妻をホテルに入れた日から7日間(5/2まで)で済むという大きなメリットがある。また娘が22日金曜日に熱を出して発症していた場合、復帰日には発症日から10日経っているのでそちらの可能性もクリアできる。
いわば、娘と私に陽性判定や症状が出ないという可能性にベットするということになる。

以上の説明を妻にして了をもらう。
ホームページの空き状況を確認して、即日ホテル療養に入れるという見込みもあったし、自分と娘の体調からして感染している可能性は低いと思ったのも、このパターンを選択した一因である。
さっそく保健所へ宿泊療養の要請をし、無事数時間後には療養先が決まったとの連絡がはいる。
その間にしばらくの食料の買い出しと、ホテル療養に必要な物資などを慌てて買い出し。そうこうしている間にタクシーが来た。娘は大泣きしたが、なんとかアンパンマングミで機嫌をとる。妻が触っていた共用部分を買っておいた除菌アルコール入のウェットティッシュで娘と一緒に拭き、ふたりで7日間過ごす決意を新たにする。
その日は疲れ果てて9時半に寝た。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?