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桐生織がま口誕生!!

私の住む群馬県には、日本三大織物の1つ桐生織の産地、桐生市がある。

西の西陣、東の桐生と呼ばれるように、日本を代表する織物の産地、桐生。

その歴史は古く8世紀、1人の男が桐生より京へ仕えに出た所まで遡ります。和歌の才があった男は、ひとりの姫に恋をして、その想いを歌に詠み、天皇から姫を桐生に連れて帰ることを許してもらいます。
そうして桐生へやって来た姫が織物の技術を人々に伝えたことが現在の桐生織の起源とされています。

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その姫の名を冠した古社が桐生市街地から少し離れた静かなエリアにあります。

余談ですが、五月堂初の桐生織がまぐち制作に向け、商談前にコチラにて祈願をしてから向かったのですが、おみくじは幸先よく大吉でしたw

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群馬でがまぐちを制作しているからには、いつか作りたかった桐生織のがまぐち…。

2013年にがまぐち業を開業してから早7年。念願であった桐生織の機屋さんとご縁が繋がり、このたびなんと、桐生にて100年続く歴史ある機屋さんである(株)まきしま様にて、がまぐち用に桐生織生地を仕入れさせて頂ける運びと相成りました。

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織物工場と言えばやはりこのノコギリ屋根。

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屋根の北側に窓を取り付け、北からの採光によって、1日を通して均一の明かりが取り入れられるという特徴があります。

織物や染色の工場によく見られる建築物ですが、レトロな見た目も非常に画になり素敵です。

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コチラはまきしまさんデザインの半幅帯。和柄の鱗モチーフを幾何学的に配置したビビッドなデザインは、着物のみならず洋服時にも使い勝手が良さそう…帯であれば、着物の時にしか出番がないけれど、生地としてバッグに仕立てたら、桐生織を普段使いのアイテムにもできる。

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それならば、使い勝手が良くバッグとして映える色みをと、五月堂オリジナルカラーにて織って頂くことになりました!!

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サンプル制作を経て試行錯誤の末、第1弾は3カラーバリエでのリリースとなりました。

五月堂×桐生織【KIRYUROCO】シリーズと命名。言わずもがな、キリュウとウロコの合体です。

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マゼンタピンクを基調に、玉虫色のラメ糸や、差し色のレモンを効かせ、色鮮やかなハチドリをイメージした"ハミングバード"。


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ニュアンスを微妙に変えた黒ワントーンに青みがかったラメ糸を加えた"ヨルノトバリ"。


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同様に赤のワントーンにラメ糸を加え、柄を織り成した"カラクレナイ"。

五月堂桐生織シリーズ、3色展開にて販売開始です!!

なにとぞ🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️


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