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第五話 白龍から5つ玉を貰いまして

その直後に黒い中にシルバーの線が入った玉が、凄い勢いで私の目の前でピタリと止まった。

「え?これ別の龍?」

明らかに龍より格上なしかも猛々しい感じが読み取れた。

暫く私をじっと見定める様子でそこに居たが、また猛スピードで上に上がって消えていった。その間私の白龍の玉も後ろで私達を見守っていたのが、視界の端に見えた。

明らかに男性のエネルギーを感じた。

「あれは何のエネルギーだったのかな?黒龍?でもあの玉の輝きは凄かったな。」

この時は分からないままだったが、数日後その正体について、子供とテラスで遊んでる時に閃くとは思ってもみなかった。




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