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紫色の太陽

・ガーーーッ!!バスの中で眠りこけてしまった。一昨日、深夜に4時間かけて2時間半あるアーカイブのうちの1時間だけ見るという下手くそすぎる時間の使い方をしていたら、今まで具合が良かった生活リズムが一気に崩れて、昨晩は普段寝る時間を3時間もオーバーしてしまった。行きのバスでも帰りのバスでも寝てしまった。昼食を胃袋に入れながら寝ていた。まあそんな時もあるわよね。今日は早めに寝られたらいいわね。

・今朝は陽射しが強くて、昼頃になると陽がカンカンと照り付けてたまま強烈な霧雨が景色を遮り始めた。晴れたり遮ったりを繰り返しているのを見ながら「虹でもかかりそうな気候だな」と呑気に眺めていたら実際虹がかかった!
・虹を見るのなんて久しぶりだった。本当にいつぶりだろう。山と山の間から空に向かって大きく伸びていく姿が壮大であったし、山の上だからからまるで目の前にあるかのように大きくて近くて、今まで見た虹の中で一番綺麗だった。自然現象にご利益は感じない性だけどこればっかりは隣で感動して手を合わせる同期の気持ちが分かるような気がした。
・今日は暑かろうと薄い生地の半袖のシャツで来たんだけど、完全に寒かった。帰りのバスを待っている間に腕が完全にひ〜んやりしていた。天気予報を見る癖がなかなかつかないか、こういう目にあう。いや雨が降り出してたから天気予報を見てみたら降らないって予報だったし、いずれにせよ回避できない凍えだっただろう。そうだろう。そうだろうとも。
・こういう風にしてるから天気予報を見る癖がつかないのですね。

・青空文庫で高村光太郎の『緑色の太陽』を読んだ。久しぶりに青空文庫を利用した気がする。
・芸術家の表現の自由、そしてそれを真っ向から否定しない視線を説く評論文で写実的ではなくより内面的な芸術家その人らしさのままの表現を肯定しており、フォービズム宣言として日本で多くの芸術家に影響を与えたらしい。
・モネらの作品が”印象派”として揶揄されフランスらしい芸術と認められなかったしろ、やはり印象派の作品はフランスで無ければ生まれないものであった。そして今我々が行っていることもそうで、日本趣味に影響されようが非日本趣味に影響されようが、日本に生まれ日本で表現を始めた人(高村は日本人と括っているが)はどこまでも日本的にならざるを得ない、腐れ縁なのだ。と示して、そこで今重要視されている日本の地方色というものを批判して、そこに縛られずに勝手次第に表現せ〜い!と記しているんだけど、地方色それ自体を批判しきれているかは微妙にせよ、作家個人やその個性を尊ぶ文章はやはり影響を及ぼすだろうというか、励まされるものなのだろうなと感じた。

>人が「緑色の太陽」を画いても僕はこれを非なりと言わないつもりである。僕にもそう見える事があるかも知れないからである。「緑色の太陽」があるばかりでその絵画の全価値を見ないで過す事はできない。絵画としての優劣は太陽の緑色と紅蓮との差別に関係はないのである。

・緑色の太陽という題はこの部分から来ている。作品を見る態度としてすごく大事なことだと思う。「僕にもそう見える事があるかも知れないからである」本当にそうだ。今見えているものが確かな訳ではない。同じ色や物でもそのときの感情、価値観、社会情勢で視線の有り様は如何様にも変わる。そのことを忘れてはいけないよな〜。他人のそれも自分のそれも。

>どんな気儘をしても、僕等が死ねば、跡に日本人でなければ出来ぬ作品しか残りはしないのである。

・長いスパンで”日本美術”を見ている……!!となった最後の段落。これに限らないけど長いスパンで今後の潮流を想うことができるのは本当にすごい。今の環境問題とか政治もそうだけど。刹那的なものではないというか。私にはできないと思う。ただ自分の人生を大きく超えた社会に対する視線を持っていると今を見つめることがなかなか疎かになってしまうような、気がしませんか……?逆も然りだし。なあ……。

引用: https://www.aozora.gr.jp/cards/001168/files/46507_25640.html

・私の太陽の色は何色かな〜♪紫が好きだから紫がいいな♪と思って心を覗いてみたら灰色だった。灰色の太陽とかじゃなくて。四面灰色の空間で、その中にスマホの画面がぼう…と浮き上がっていた。それが私の目から見えて心に留まっているものの全てだった。

・いやだーーー!!!!!!!!!!

・ここから出してちょうだいな♪

・・・・・・・

・眠いし、シャワー浴びて寝ます。

・あ!!!投稿してから気が付いた。noteに書くつもりだったのに。
・ナポ男4周年おめでとうございます。変わらずにいるのに、幅を広げて変化をし続けていてすごい。
・日頃続けることの難しさを実感しているからこそ続けるだけじゃなくてコンスタントにやっている人たちはやっぱり尊敬の眼差しを抱いてしまうな。彼ら自身のモチベーションだけじゃなくてきっと視聴者や各業界の反応が色々左右して出来上がっているものではあると思うんだけど。つまり……全部……すごい!ありがとう。全部ありがとう。全部。私も全部のうちのひとつになれてんのかな。なりたいね。なれたならちょっとは、ねー。

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