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池袋演芸場 11月下席 昼の部(落語鑑賞覚書)

池袋演芸場 11月下席 昼の部

道具屋 菊一
猫と金魚 志ん松
松曳き 志ん雀
幇間腹 馬玉
漫才 にゃん子・金魚
星野屋 世之介
替り目 志ん彌

仲入り

野ざらし 菊志ん
シンデレラ伝説 圓菊
太神楽 勝丸
井戸の茶碗 菊太楼

(敬称略)

噂の?古今亭芝居に行ってきましたよ。菊一さん高座姿が落ち着いて聴きやすくなってきたなあ。猫金は何気に志ん松さんのが一番好きかも。志ん雀師匠の松曳きも楽しかった。お二人とも飄々とトボけた感じが自然。にゃん子・金魚さんは最近、昔の歌ネタを入れるのですが、「あたし達も年相応の漫才するようになっちゃったね」ってのに好感度。川柳師匠亡くなっちゃったし、続けて欲しいなあ。菊志ん師匠は携帯電話が何度も鳴ると言うハプニングに負けず、めちゃくちゃ弾けた楽しい野ざらしでした。やけっぱち感が逆にノってました。菊太楼師匠は爽やかな井戸の茶碗。全編楽しかったですが、特に、万事解決と思いきや、お殿様から貰った三百両を前に腕組みしながら苦める作左衛門に大いに笑ってしまいました。コロナで気持ちがクサクサする日々なので、後味の良い噺に癒されました。

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