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赤塚ミオスで落語を聴く会

土曜日は赤塚ミオスで落語を聴く会でした。前回が比較的、お客様少なめでしたので少し不安でしたが、芝浜パワーかとげ蔵さんパワーか結果的には超満席。年末らしい賑やかな会になりました。ありがとうございます!

ふぐ鍋 福来
chat GPT 千早ふる くり坊
庄兵衛兄貴〜芝浜五十両のいわれ ちゃん平
転宅 牛志楼

仲入り

芝浜 とげ蔵

私は開口一番で「ふぐ鍋」を。少し意地悪な雰囲気の噺ですが、トップバッターだしなるべく軽くやる事を意識しました。久しぶり過ぎて思い出すのが大変でしたが、笑いどころは外さなかったし、アンケートも概ね好評でしたのでほっとひと息。

くり坊さんのchat GPT 千早ふるは池田でされたと言う自作。噺の構成、世界観の独自性、くすぐりのフレッシュさどれをとってもレベル高くて、私が言ってもなんですが普通にファイナリストに入ってても遜色ないと思いました。既に来年の池田も虎視眈々と狙ってるそうですので、引き続きくり坊さんから目が離せません。

ちゃん平さんはトリの芝浜に併せた前日譚を。以前、この会の打ち上げで私が「一之輔師匠が芝浜の革財布の由来をテーマにした新作をされてるそうですよ」と何の気なしに言ったのをちゃん平さんが形にして下さいました。古典落語の面白さを持ちつつ、時代背景にも触れてて言葉の説得力ハンパなかったです。いつか講談やってくれませんか、私、釈台持ってきますんで(笑)

牛志楼さんは転宅。この人あたりから撮影側に回ってます。数分に一回、必ず笑いの取れる決めポーズがあるので正直、牛志楼さんが一番撮ってて楽しい(笑)あざといくらいの分かりやすさが袖で見てて勉強になります。いや、勉強を忘れて笑ってしまうんですけど!変顔も沢山あるんですが、一番気に入ったのは冒頭に高座から友達のちゃん平さんに話しかけてた時のこの写真。これ、いいっしょ?(笑)

トリはとげ蔵さんで芝浜。私が言うのも生意気ですが、とげさんの今年の上達スピードには頭が下がります。気遣いの方なので水戸落語研究会では比較的、人気演目を避けてるとげさんが、いざ真正面からじっくり王道の演目に取り組んだらここまでの仕上がりになりますか…!サゲも本寸法できっちりと会を締めていただきました。

今回、残念ながら欠席された桃姫さん含め、こんなハイレベルな人達に混じってて誇らしげな反面、このままで大丈夫なのかしら…と思う私ですが、来年もマイペースに楽しく伸び伸び頑張りたいと思います。あ、一月は私、講談で出演します。時間が余りそうなら踊ります。伸び伸び(笑)

引き続き応援よろしくお願いします。

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