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こども講談集

先日、活ハウスにランチを食べに伺った際、「こども講談集」と言うCDが飾ってありました。何でも、活ハウスの2階で収録したそう。あの2階の稽古場に講談師や音響スタッフがワラワラと詰めてたかと思うと何だか可笑しい。で、手に取ってみたら、なかなか面白そうで買ってみる。ちなみに私めの講談知識は、松之丞時代の伯山さんとか鯉栄さんとか琴調さんとか寄席に出る方は何度か聴いたり、漫画「ひらばのひと」を読んだくらい。あと極々たまに連雀亭の講談会に行くくらい。

中には講談6席入ってまして、どれも子供向けに10分くらいに短くまとめたもの。でも、高田馬場駆け付けとか、伊達家の鬼夫婦とか、徂徠豆腐とか、出世の石段とか、僕みたいな初心者でも何となく目にした事がある講談の有名どころが揃ってます。

ブックレットには演目の解説と台本と注釈が。これが非常に助かる。子供より寧ろ、大人の初心者にとって講談はわからない単語、言い回しだらけ。ただ、ここで挫折するには勿体無い話芸ですし。

これだけ揃って価格は税込2,200円。なかなか良心価格じゃないでしょうか。サブスクにも音源上がってますが、上記の通りブックレットが充実してるので、個人的にはCDでの購入がオススメです。

おまけの追記。

台本に貞鏡ちゃん、勿論音源も貞鏡ちゃんだった事をここにご報告いたします。ポンポーン。

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