新型

3月23日（月）新型笑福亭たま　於末広の間

・小倉船（半ば）　小留
・蛸芝居　眞
・崇禅寺馬場　たま
・天神山　たま
仲入
・井戸の茶碗　文三
・ショート落語＆献体センター（新作）たま

例の疫病のおかげで繁昌亭の昼席が公演中止。
それに伴い、夜席も続々と延期や中止になる中、月刊笑福亭たまも中止になりました、が、演者と演目（は、たまさまだけですが）そのまま高津宮の末広の間で開催。
さすが。笑
しかしやはりお客さんはいつもの月刊よりはグッと少ない。むむむ、頑張って！

小留さんには弟弟子が出来たそうです。そして、マクラがとても面白かったです。私も小枝さんのそのネタが好きです。笑　小倉船って聞いたことなかったのかなぁ…続きはどんなんだろ。いつか聴けるかな？

お次は眞さん。
何やってくれるかなぁと思ってると大好きな蛸芝居！やった！高座がガタガタ言うてます！笑

待ってました、たまさま！崇禅寺馬場は楽しいお噺ですよねぇ。このお噺は兼好さんの鈴ヶ森が初めてだったので最初からイメージが良いです。ただ、たまさまのは大幅にアレンジしてます。笑　でも面白いので好きです！

続いて天神山。これは先代の文枝さんの得意との事で着物のコーディネートも先代風、だそうです。たぶんお囃子も違ってたような…これは吉坊の「黒焼屋行こか」が好きすぎるのですが、たまさまのも好きです。いろんなお噺が組合わさってるみたいな感じで、最後は文楽で観た演目に繋がります。

ここの古典二作、とても良かったと思います。こなれた古典を久しぶりに聴いたというのもあるのかも、ですが。（微笑（ネタおろし）ばかりだったので笑）余談ですが、天神山で「嫁が欲しい、誰でもいい」というのを聞いて「誰でもいいなら、私でいいじゃん」と思ったのですが、いいわけないですよね。笑　すみません、気持ち悪くて。落語と現実は全く関係ないですからね。笑

仲入はさんで文三さん。
なんだかこの方はニコニコしてていいですよね。それが高座の上だけだったとしても、それならそうでもいいか、と思わせます。裸でチャンピオンベルトしてプロレス観てても、です。笑　そしてニコニコで演じる井戸の茶碗。素晴らしい。笑　やっぱりええ人だと思うことにします。

最後はたまさまの新作。
これはたぶん一度高座にかけてるのでいつもよりはこなれた感じです。内容は…どんなだったっけ？プールに死体が浮いてる画が残ってます。笑

という訳で、なんだかもう遠い昔のような心地がします…
まだ10日も経ってないのに…
ここまででも結構な様変わりですが、ここから激変します。

あたりまえはあたりまえでないことを知ります。