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儲かった?

近頃、レンジフードから変な音が…
ヤバい。
取り敢えず、掃除をしてもらおう。
もうすぐ年末だし丁度いい。
ついでに買ってから一回も掃除してないエアコンもやってもらおうとネットで検索して一番安いとこに頼みました。

おにーちゃん一人で来たんですけど、エアコン見た途端に「これ、お掃除機能付きですか?」「はい」「すいません、お掃除機能付きのは3000円アップになるんですけど、いいですか?」これ、今更いやって言えませんよね?笑
「いいですよ」

家に居るし、仕事できるかなと思ってたら結構色々聞かれたり、お話のお相手をしたりして、忙しい。笑

まずは「お洒落な部屋ですね〜」
本人はずっとここに居るのでよくわからないのですが、そうなのかな?
このチラシの群れが一番目立つとこにあるからかな?

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ここ真っ白でね、何か飾りたいんですけどコンクリートなので押しピン(あ、方言か、画鋲)刺さらないんです。で、ただで貰えるA4のチラシをべたべた両面テープで貼ってるだけで本人は「貧乏くさいなぁ」と思ってるのに。笑
いいの見つけたらどんどん差し替えていきます。あとは実際に見た展覧会のも貼ります。

唐突に
「ご趣味はなんですか?」
え?お見合い?笑
「落語以外で」
「え???なんで??落語って?」(ここには落語のチラシはないのに!)
「玄関に」
あ…せやった。笑
帰ってきた時に、たまさまに迎えてもらいたいので、玄関の扉の裏にチラシはってたのでした。笑

「ウクレレ、いいですね〜」
「いいですか?」
「ジェイクシマブクロ、すごいじゃないですか」
「あ、こっちのウクレレはハワイでジェイクシマブクロの弟から買いました」
「え?すごいじゃないですか?」
「いや、ジェイクシマブクロはすごいかもやけど、弟はただのウクレレ販売員やから…笑」
この弟との攻防はいつか書きます。笑

「僕、ノストラダムス信じてたんですよ」
(ここにも居った!笑)
「もう世界終わるんやと思って19歳くらいの時に…」
「はぁ」(19なら気付こうよ。)
「アルマゲドンとか見てね、こうなんねやて」
「あ、なんか岩井俊二か誰かが言うてましたよ、ノストラダムスは見えてたやろうけど、アルマゲドン(映画)のワンシーンを観たんちゃうかって、当時まだ「映画」と言うものがなかったのでそれ観て「現実」に起こることやと思ったんちゃうかって」
「あ〜!」

最後、お会計の時に
「お洒落な部屋でやりがいありました!エアコン、3000円、いいです!まけときます!」
「え?そんなんいいですよ」
「いや、大丈夫です」

お洒落(かどうかは知らんけど)部屋と私の話術で3000円儲けた気分で嬉しい。笑

でも、お掃除してもらってもレンジフードの音は消えず…
「これは故障ではないので、取り替えたりしなくてもいいです」
「…気にするな、と?」
「そうですね」

めっちゃ落ちる洗剤の作り方も教えてもらったし、なんか得した気分です。

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