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よそのロマンチック

疫病の新しいのが猛威を振るい始めたので友人宅の片付けのお手伝いにも行けてません。
来週引っ越して。笑
あの調子では無理っぽいなぁ。笑

片付けしながらいろいろ話を聴きました。
ここのご両親のロマンスが素敵で。

前に聴いたんですけど、所々忘れてたので。
恋愛結婚かと思ってたらお見合いだった!

「お見合いした後にお母さんの病気(ガン)が見つかって」
「へぇ〜」
「もうそんなんやし、この子はあかんやろってお父さんの家では言うてたら、お父さんがどうしてもって」
「へぇ〜お見合いで逢っただけやのに?よっぽど良かったんやな」
「そうやなぁ。それでそんなに言うんやったらって。お母さんも病気やのに貰ってくれる人もおらんやろうからって」
「へぇ〜」
「そしたら手術して治った」
「良かった!」

最初からお父さまのべた惚れだったんですね。反対を押し切って。お母さまは乗り気ではなかったのかな?笑
なのでなにかにつけて、お父さまがお母さまの側に居たい感じが伝わってきてました、ここの家。あと、すごくマメだし。

お父さまが入院してた時も、たまたま、お母さまも怪我をして一緒の病院に入院してたのですが、お父さまの転院が決まり、その病院で最後の日という時もお父さまが病室まで逢いに行くも、お母さま手術したてで「もう、向こういって」とか言われてて可哀想でした。笑

ここは家族で文楽のお人形の頭の飾りを作っていたのですが、お母さまと友人はつまみ細工という飾り担当で、お父さまはその他のキラキラした(金属製?)のとかを作ってたそうで、先日、お父さま作の部品の山を見せてもらって娘への愛もヒシヒシと感じました。
「私が死ぬまでこれで大丈夫っていうてたわ」
確かに、そりゃ大丈夫やわってくらいにキチンと大きさ別に分けてストックされてました。

この性分は受け継がなかったのかな?笑

しかし、ここの家はお父さまの愛によって出来上がったのだろうなぁと思います。お見合いした時に諦めてたら今、彼女はここに居ないもんなぁ。
そしたら私の友達にもなってなくて、私は文楽にも出逢ってなかったかもしれないし、ご招待で連れて行ってもらえてない。笑

なのであらためて「おとうさま、ロマンチックで居てくれてありがとう」と私が思ってます。

我が家の両親のロマンスはですねぇ…
バスでナンパされたって前に聴いたけど、そのうち再確認してみます。笑

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