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俳句ポスト——冬眠

まだまだ、私が冬眠してます。笑
次の寒椿も投句してないので。
その次は出しましたけど、麦踏て。笑
まぁええです。
いつものように掲載順に。

亀田荒太
冬眠や栗鼠の夢には栗鼠の母

かわいい。栗鼠になった気分ですね。そして、母。笑
男の人ってやはり、夢に見るのも母なのですね。
食ふ蛇も食はるる栗鼠も冬眠中
なんとなく、で書きますが。
栗鼠ってマングースっぽいので案外、強いのではないのか、と思います。笑
蛇に食べられるのかぁ…栗鼠のが可愛いから可哀想になりますね。
でもみんな一緒に冬眠。春まではとりあえず、平和。
月の道馨子
冬眠や大三角の角が痛い

この「大三角」は夜空の冬の大三角形でしょうか?そしてこの角とはペテルギウスのことでしょうか?随分と光が弱くなっていると噂を聞きます。実際にみればいいじゃん。笑 超新星爆発が観られるかもと天文ファンでは話題です。そうでない場合はわかりません…笑
冬眠の木へ水平に楔打つ
なんのための楔でしょうか…あまり山の仕事のことを知らないので想像も出来ないのが無念。
豆闌
冬眠のお宿ありますヤマネコ屋

あかん、あかんで。この手の誘いに乗っては。笑
すぐ近くに姉妹店の西洋料理店「山猫軒」があるはず。
足裏に聴く冬眠の鼓動かな
ああ、これ。そう言われればそうですよね、歩く下に眠ってるかもですもんね。
ももたもも
冬眠や母屋の梁の黒光り

母屋ごと冬眠してるみたいですね。

パッキンマン
刺繍糸タンスにあまた冬眠す

あぁこれは冬眠が比喩になってるからかなぁ。季語の力が弱まってしまうので。
ラーラ
廃寺の主たる蛇や冬眠中

なるほど、するともうこの寺は魑魅魍魎の住処となってるかもですね…春になったら蛇が追い払う。
深草あやめ
人里はいよよにぎやか冬眠す

人里の動と冬眠の静との対比ですね。
真宮マミ
冬眠の湖を揺蕩うポリ袋

冬眠の湖(うみ)というと凍ってる感じがしてしまうので、そこにポリ袋が揺蕩うと出てくるとちょっと戸惑うのかなぁ。
福良ちどり
青い空胸に抱いて冬眠す

忙しかったのかなぁ。ちどりさんぽくないかなぁと感じます。それは私の主観なので、気にしないでください。

と言うわけで、本日、節分。
明日から春です!
どんどん春の句を(そしてちょっとまだ寒いし来年のために冬の句を!)詠みましょう。

あ、そういえば、組長が昨日句会ライブでお喋りしてた中に「お」と思った事があったので記しておきます。

「俳句を作るのと「読む」のとはどちらも大事です。俳句の両輪です。どちらかの力だけだと、同じ所をぐるぐるまわるばかりで迷います」

詠む力をつけるには句会が一番ですよね。
今年はリアル句会、やらないとですよね、去年したっけ?笑

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