あるバイト日記19
19……慣れてきた
そうなんですよね、もうすぐ二回目のお給料をもらう、つまりまる二ヶ月働いた事になるんですけど、慣れてきました。
副リーダーの当たりも何故かある日から断然柔らかくなり、全然怖くなくなった。けど、まだ油断はしてませんが。
やっぱり困ったさんが相当、心の負担になっていたのかもしれません。
次は、なぜかバイトリーダーに不満があるらしく。
「全然、動いてくれない」らしいんですけど。
私と一緒だと私がまだ頼りないのでめっちゃ動いてくれてるように思うのですが…。
逆に80歳ですよ?動かなくて良くないですか?という思いです、私は。
なので、様子をうかがって、何か重いものや熱いものを持とうとしてたらすぐさま駆けつけるようにしてます。
もうマスコット的に居ってくれるだけでいいんじゃないのかなぁと私なんかは思いますが。
バイトリーダーと二人のシフトだと副リーダーが「大変やったね」と労ってくれるのですが…そんなに大変でもないんです。
今度、朝食担当を介して「もっと動け」と注意するそうです…
私は80歳になって働いてて「もっと動け」って言われるような職場は嫌だなぁ。
結局、思いやりだと思うのですけど。
副リーダーも「私も70過ぎてるんやで」と言いますが、まぁ確かにそうなんですけど…
出戻りさんも一緒になって悪口言うてます。
この人が私は一番苦手。
何を聞いても要領を得ないし、知らないことは「知らん、やったことない」そしていつものように「適当にやっとく」ので後々大変なことになります。
一度、まだ開店前(つまり絶賛準備中)にホールに行ったらIH調理器(温かい食事を提供するのに3台ある)の上の食事(正確には湯煎してるので下のお湯)がグラグラ沸いてたことがありました。笑
どうも使い方がわからないみたいで。
じゃあ聞けばいいのに適当にするから三台とも音立てて沸いててえらいことになってました。
その割には他の人よりずっと上から目線で私にモノを言います。笑
この人が一番偉そうに、そして、全く内容のない指示をしてきます。笑
なので、他の人の言うことは「はい!」と素直に聞くのですが、出戻りさんの言うことはあまり「はい!」と言えない、のを、気づいてる感じです。
そして、一貫して雑です。笑
私が全てにおいて丁寧な仕事をしてるのが気に入らないみたいで「そんなんせんでええ、時間かかるばっかりや」と言うので、彼女の居る時には同じように雑にしてあげます。笑
でも、これは絶対に、と言えますが、丁寧にやる方が実際早いです。
一回計ってみたいですがそれは実験みたいなものなので、仕事中には無理。
全く関係ないのですが、実は私以外全員未亡人なのです。
ここに居ると私も未亡人になりそうなので、結婚してないけど、早く辞めるように努めます。笑
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