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やっと。(マイクテスト編)

筆記試験が終わったらマイクテスト。
事前に原稿が送られてきていたので、何度か読んでました。
ちょっと、どう読むかわからない所があったので、それは向こうで聞いてみよと思って聞きました。
順番に案内されるのですが、人がひとりはいったらやっとの録音ブースがそれでもいくつもあって、さすが日本一の規模と水準を誇るだけはあるなぁと思いました。(音訳図書、ここが日本一らしい)
しばらく待ってるとブースに案内されたので戸を閉めて、また原稿読んだりしてたんですけど、結構待たされる。笑

ふと、あ、そっか、マイクの位置を合わせておくか、とマイクではなく椅子の高さを変えてマイクに真っ直ぐ声が当たるように調節したりしてました。

やっと順番が回ってきたらしく、録音技師のおねーちゃんがきてくれて「録音のレベルを確認しますので二行ほど原稿を読んでください」との事。
読むと「ちょっとマイクの角度をもう少し下げましょうか?」
「はい」
お〜この前、たまさまがマクラで言うてたやつ。マクラというか、音質チェックの時に言うてた。笑

「マイクの前でこんな風に喋った事はありますか?」
「喋った事はないです」
「マイクを使ったことは?」
「歌ってたのであります」
「じゃ、大丈夫ですね」
「はい笑」
「では、録音しますが、今回は間違っても止めませんので間違った所から読み直して続けてください」
「はい」

ブースの向こうでキューを出してくれたので原稿を読みます。
…終わりました。笑

間違えずに読めました。
あんだけ練習する時間あったらそうなるよ。笑
A4の紙一枚分ですから。
そして、特に緊張もせず。笑
歌ってて良かったなぁと。
ひとり、舞台でお客さんたくさんの前で歌う緊張に比べたら、ブースにひとりで原稿を見ながら「読む」だけなんて、家でテレビ見てるくらいの感じでした。笑

これまでの人生で一番緊張したのはお茶のお点前です。
後にも先にもあれ以上に緊張したことはない。
このお話はまた別で書きましょう。笑

という訳で無事終了。

久しぶりの筆記テストと初めてのマイクテスト。
結果はまだです。
落ちてたら点訳ボランティアをしようかな。
でもね、点字を読めるのって一割くらいなんですって。
そんなことも初めて知ったのでした。



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