あるバイト日記16

16……どうしたって

もうご機嫌さんも居ないし困ったさんも辞め、バイトリーダーと副リーダーと前に勤めていた出戻りさんと私の四人でシフトを回してます。
まだ、出戻りさんとは一緒になったことないのですが、リーダーと副リーダーが話をしてます。というか、もちろん悪口です。

「出戻りさん4時くらいから来てるらしいわ」
「なんでそんな嫌味な事するん？」
「ほんまに」

ええええええ〜〜〜
なんで、それが嫌味なん？
しばらくぶりに戻ってきたから勘が戻ってなくて迷惑かけたらあかんと思っての事じゃないの？

出戻りさんは一緒に働いた事はないのですが何度か挨拶に来たので少し話したんですけど、大人しそうな感じの良さそうな人でした。
そりゃ5時より早く来るなとは言われてるけど（早く来るとめちゃ怒られる、逆に遅くても全然怒られない。とはいえ、10分くらいですが。もっと遅れたら怒られるのかも）

ああ、もうダメじゃん、と思いました。

何したって影で文句言われるんやなと思いました。

もちろん困ったさんの悪口も言いまくってますが、ご機嫌さんの悪口も言ってます。「ご機嫌さんは絶対これせえへんかったけど、リーダーも私もこれ嫌いやからちゃんとして」とわざわざご機嫌さんを引き合いに出して仕事のダメ出しをされます。

そして、副リーダーはリーダーにもダメ出ししてます。「ごちゃごちゃ言わんといて」とか言ってます。

やはり副リーダーは自分以外のやり方は認めてない模様。

でもね、ご機嫌さんは私の入った一ヶ月の間だけでも三つ「え？すごい」と思う「工夫」を残していった。私、こういう人と仕事したい。断然、仕事の能率上がったんですよ、その工夫で。それまでなーんにも考えずにただルーティンで(イラッとしながら)してた事を抜群に改善した。それをみんなで出し合えたらどんどん能率上がるし、その分いろんな余裕が出来て楽しく働けるんじゃないのかなぁと私は思うんです。

自分のやり方を押しつける、ただそれだけでは自分以外は楽しくないし、思い通りに人が動かないと自分も楽しくないと思うんですよね…

リーダーが居ると副リーダーも私に対しての当たりが弱くなるみたいで有り難い。そして、所々で私を庇ってくれる。リーダーには愛されてるので。笑

前に朝食担当が私に「基本的に全員仲悪い」って言ってたのがよくわかるのですが、それを言うのもどうかと思ったんですよね、朝食担当さん。笑

朝食担当も枯山水に変わって笑、どんどん厨房が（物理的に）整理され、あとはいろんな無駄も整理され、働き易くはなってきてますが…

もう、居ない人の悪口は聞くのも嫌なのよ。
（居る人のももちろん嫌ですが。笑）