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ミステリという勿れ

観に行ってきました。
映画ね。
ドラマも観てたので楽しみに。
近くの映画館、お客様感謝デーだったので1100円で。
大きなスクリーンで、次から次へと美しいお顔と景色が。
謎解きも面白く、楽しかったな〜と一旦帰宅。

夕方から例の後輩の出てる映画を観に行きました。
黒板スクリーン。笑(ちっちゃいってこと。いや、黒板のが大きいか…ホワイトボード?)
街の映画館の方がスクリーン小さいよね…
で、映画なんですけど…

残念ながら私はダメでした。
先にミステリという勿れを観たのもまずかったのかもですが。
もちろん、黒板の映画も役者さんはプロ?だとは思います。思いますがミステリ〜ほど今をときめく役者さんが出てる訳ではない。
ほぼ監督の私小説映画、みたいな感じなので監督に似た感じの役者さんを選んでいるのか…むさ苦しい。苦手。女優さんが映ってる時はまだいいのですが。そもそも、他人の恋愛に興味はない。笑 素敵でもなんでもなく、気の利いた台詞がある訳でもなくハッピーエンドでもない物語など全く興味ない。

画面が美しい、と思うことがなかった。
ミステリ〜では何度も「ああ美しい」と思ったのですが。
内容も私小説映画なので、ぐだぐだしてる。
結局は自分から振った元カノに未練たらたら、という映画。
もしかしたら、最後は吹っ切ったのかもしれない。
その描写も微妙すぎてわからない。
「わかる人だけわかればいい」のかもしれませんが、それなら私は観ません。笑
これいろんな芸術であると思うんです「わかる人だけわかればいい」って。
これに出会うと嫌な気分になる。なら私の知らない所でご自由に、と思う。
たくさんの人にわかってもらおうとする努力を怠ってる、と感じてしまう。

なんかね、全体的にわかりにくいんです。
「今」なのか「過去」なのか「妄想」なのか。
わざとわかりにくい演出なのかもしれませんが。
そもそもこういう、うだうだした人好きじゃないので、嫌悪感しか残らなかったし、ミステリ〜が1100円なのにこの映画見るのに1900円+電車賃と私の貴重な人生の時間を費やして、か、と思うと余計に腹立たしい。笑

すべては後輩の「顔」で動いただけ。

それなのに。笑

この日、初日で舞台挨拶があり、まぁ、それを狙って行ったのですが。
映画見て特に監督と話したいこともなかったので(文句言うていいなら言いたかった笑)挨拶終わったら帰ろうと思ったのですが「声かけてあげてください」って後輩に言われてたので、まぁ、挨拶だけしていくかと
「〇〇くん(後輩の名前)の友達です」
「え?」
「〇〇くん、〇〇〇〇くん(フルネーム)の…」
「(キョトーン)」
「あの、映画に出てた〇〇くんの」
「あ〜〇〇っていっぱいいるんで」
「そうなんですね」
「台本もあるんで…」
「あ、ちょっとみてみます。実際にこの大きさなんですか?(小さいと感じたので)」
「そうです」
「ふーん(そっと台本を置く)では(さよなら!)」

いやいや!なんぼ〇〇がいっぱいおったとしても!映画に関係してる〇〇はひとりやろ!なんだそのキョトーンぶりは!

と、後輩にラインしたら
「一応、小春さん行くって連絡しておいたんですけどね」
はぁ?それであの対応なら全然ダメじゃん。
ぶっちゃけると、黒板スクリーンだったから仕方ないかもですが、初回上映でお客五人だったんです、私入れて。せめて大事にしようよ、そのお客を。
その割に「口コミ大事なんでよろしく」とか言ってて。
絶対に私の友人には薦められないので、どこにも書かない。笑
本当なら「見ないで」と書きたい所を抑えてるだけありがたいと思ってほしいし、ここにも映画の題名書いてないのもせめてもの情けです。

でも、これ映画だけじゃなくて、ありとあらゆる芸術である、この感じ。
ひとりよがりっていうか、身内受けっていうか…
バンドでも、シャンソンでも、絵でも、映画でも、デザインでも、演劇でも、落語でも。
こういうの見せられると本当に腹が立つ。笑
だいたいこの手の方々って謙虚さの欠片もない。
だからひとりよがりなのでしょうけど。

と、ここまで書いて、今日、天吾さんの落語会に行ってきたのですが、やっぱりいいな、落語、と思いました。
天吾さん三席とたーさま一席の計四席。どれもたっぷり。マクラもたっぷりで1500円て、安い!笑
しかも、天吾さんもたーさまも見た目が綺麗!
そして、なにより、一生懸命!
あと、やっぱり、大勢で笑うのっていい。
こんなに素敵なエンタメ、他にないよなぁ、とあらためて。

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