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ホテル—部屋を変えてください

最近、怪談の落語会だとか笑、テレビだとか多いですよね、お盆だし。
でね、友人にたまたま撮れてた稲川淳司の怪談の番組の話をしたんですよ。これ、途中で切れてて、結末わかんなくてそれが一番怖いわ、って話を。笑
今でもわかんなくてモヤモヤしてるんですけど。笑

で、そういや、この前泊まった東京のホテル、変な匂いして絶対お化けおったわ、って話を。
ここで思い出したんです、この友人、超有名ホテルのフロントを長年(十年以上)務めてたのでした!

「やっぱりある?部屋変えてくださいって」
「ある。めっちゃ確信持って部屋変えてくださいって来るけど、その部屋では何にもないねんねん。そこなんや〜って思う」
「どうするん?部屋変えるん?」

「変えるで。なんかあった部屋に。」

悪っ。笑

「で、しばらくして、いかかですか?大丈夫ですか?って聴いたら大丈夫って。気のせいやで。」

これで学んだことはふたつ。お化けおるって思うのはほとんどが気のせいということと、部屋変えてくださいっていうたらなんかあった部屋に変えられるということ。笑

ちなみに「部屋変えてください」って来た人の中でなんかあった部屋の当たってた人はひとりもいないそうです。
十年以上やってて、ひとりも、です。笑

この夏、一番怖かった話でした。笑
なんかあっても絶対言わんとこ、でも、ゴキブリ出たら言う。笑 

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