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考えるより

昨日の施設見学の際に、点訳音訳図書館だけは別の場所にありました。
これも初めて知ったのですが、この点訳音訳図書の貸し出し、返却は郵便局がすべて無料で行っているとのこと!すごい!ちなみに、海外への貸し出しも行ってて、それも無料。すごいね〜

で、丁度、ここに見学に行った時にはその集荷(と返却?)のためにカートに何箱もの点訳、音訳図書が積み込まれて職員(美人笑)が「いってきま〜す」言うて出て行った所でした。

しばらくして、見学も終わり(みなさんお仕事されてるので長居も迷惑)二手に分かれて下に降りました。私は先に降りたんですけど、さっき出て行ったカートに今度は返却された図書を積み込んでいて。また同じくらいの量を女の人ひとりでカートに積んでるのがエントランスを挟んで見えました。

…あれ、ひとりで積み込むの大変やな、と思ったとたんにもう走っていて手伝いました。私が駆けつけた時にはあと二つくらいで終わりでしたが、大勢で押しかけて迷惑かけたので、これくらいは当たり前ですよね。私も非力なので役に立てるかはわかりませんが、やってるの女の人だし、ならひとりよりふたりのが早いし、半分で済む(そんなに手伝ってないけど笑)終わって振り返ると音訳ボランティア仲間たちが拍手で迎える「すご〜い」え?なにが?あなたたち、ずっと見守ってないで手伝ったらいいじゃん。

ここです。笑

いや、ボランティアでもしようかって人達な訳ですよね?
なんでただ見ていられるのか、そして悠長にお手手たたいていられるのかが私にはわからない。
まぁ私が美人に弱いというのもありますが。笑

さらにね。
先生、全盲なんです。
私は二回目の授業の帰りにたまたま地下鉄に乗る先生に遭遇して、これだけ通い慣れてる地下鉄に乗るのも危なかったのでお手伝いさせてもらったんですけど、13人もおったらひとりくらい先生と同じ駅(阪急梅田)に行く人いるよね?居ないにしても、御堂筋だとか阪急に近い電車利用する人いるよね?ついでに送ってあげないのかな?
私はあれ以来、先生に次の予定がない時には「行きましょうか?」って聞いて一緒に帰ることにしてます。(これももしかしたら迷惑かもしれないので、今度聞いてみようと思ってますが)おそらく、阪急から一番遠い駅を利用してる私が、です。笑 それでもまだまだだなと毎回反省してます。それだけ発見があるというか、見えるのに甘えてて本当に先生の身になってお手伝い出来てないなと。やはりすごい壁というか…あります。もっと想像したり思いやりを持たないとなと思います。あと単純に「尋ねる」わからないことは尋ねる。
別に私は毎回送るのが嫌なわけでは全然ないんです。
けど、ボランティアやろかって集まってる人達、自分の先生が困ってるかもって想像も出来へんのってどうなん?と思う訳です。
私は道中、先生といろいろお話できるし、質問とか感想とかも言えるし良い時間だと思ってるんですけど。
あと、やっぱり、見えないじゃないですか?先生。笑
私がしれーっと帰ってもわかんない訳ですよ。
これ、試されてる、と思ってしまうんです。笑
わからんからって放っておいてええのか、と良心が囁く、前にもう「先生、行きましょか?」って言います。考えるの面倒なんで。笑
なんか、誰かの役に立つのって頭で考えて出来る事じゃないような気がします。もうすぐに「動く体」にしておくのがいいかなと。考えてると機会をのがしてしまうんです。で、後悔する。

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