米を一粒も食べなかった日のこと
先日。
会社の後輩（東京在住）がこちらに来てたのでランチを食べて久しぶりに一緒に会社行ってみることにしました。笑
後輩にリアルで逢うのも何年ぶりだろ？
四、五年ぶり？
せっかくなのでフレンチのコースを予約！
まずは私が何店舗かピックアップして（完全なる勘！笑）後輩に選んでもらいました。
けど、私もここがいいなと思ってたので、良かった。
お店に着くとビブグルマンやらのシールがいっぱい貼ってある。
知らんかったけど、美味しいのだな、きっと。笑
お酒みたい。笑
最初からテンション上がります！
お酒飲まないのでフレンチコースは最初からテンション下がるのですが（明らかにソフトドリンクってバレバレのがやってくるので！炭酸だったとしても。笑）これ！お酒みたい！笑 どちらも炭酸なのですが、白い方はベルガモットスパークリング。琥珀色の方はフレーバールイボスティーの微炭酸。素敵。今度買ってみよう。
テーブルにメニューが置いてあるのですが、食材が書いてるだけ。
どんなのが出てくるのか想像するのがとても楽しい
最初から謎ですね。
「鮎 カカオ」私の想像では塩焼きの鮎がチョコレートくわえてます。笑
けど、違った。笑
前菜・鮎のリエットをはさんだ
カカオ風味のクラッカー？笑
これがものすごく、美味しい。
飲めないのに「これ、お酒進む！」笑
いやぁ、美味しい。
なんかね、小さい器なのですが、いろんな味するんですよ！
甘い南瓜のムースみたいなのと蟹、ナッツがいいアクセントでこれも美味しい。
中には帆立と冬瓜などの夏野菜泡の上には穂紫蘇
これが見た目ものすごく可愛い。上に穂紫蘇がちらしてあるのですが（よくお刺身に付いてる小さい紫のお花）綺麗。泡は梅の味がして中には帆立と冬瓜などの夏野菜。見た目もお味も爽やかな逸品。
下にはアボカドなどの夏野菜
今季、初鱧！そして、きっと最後！笑
揚がってる、揚がってるものはなんでも好き。
そして、アボカドと合う。おくらやズッキーニといった緑の夏野菜が全力で鱧をサポート。見た目はコロポックルが隠れてそうなファンタジー。
カラマンシーとは小さめの柑橘。
白いお花が可愛い
か、可愛い。真っ白いお皿に赤い冷たいスープ、また白い小さいお花。
ファンタジーが過ぎる気もしますが、美味しい。
本日のメインは鴨でした。こちらもコールラビがアクセントになってて美味しい。
デザートには桃！桃最強！！笑
フルーツにフェンネルも合いますね。
桃、まるごと食べたい。笑
ジンジャー風味のカヌレとライチのゼリーと抹茶くるみ
珈琲にお菓子も付いてる！ジンジャー風味のカヌレ！
更に小さいライチのゼリーも甘酸っぱくて美味しかった！
いやぁ、満足満足。
それから会社への差し入れを買って、久しぶりの会社へ。
ただでさえ人少ないのに一人午前中で帰ったとのことなので、居たのは三人。
私は会社の人、この後輩以外誰一人好きではないし、この人達と触れあうと精気を抜かれる気がするので、あまり関わらず。笑
自分のデスクの整理をしてるふりして、思い出にふけってました。笑
後輩が根ほり葉ほり、それぞれの仕事の現状や近況などを聞いてました。
むむむ、やっぱりこの会社はダメだな。
私の差し入れのケーキを食べてとっとと帰りました。笑
後輩はこれから予定がなく、明日からご両親と旅行とのことなので、じゃ夕飯も食べよう、何食べたい？と聞くと
「お好み焼き」との事。いや君、元々は神戸の人やのに。笑
出版社に勤めてた時に良く行ってたお店に行きたいとのこと。これが天満橋にあるそうなので、移動ついでに様変わりした梅田の百貨店に行こうと阪神百貨店へ。
「阪神ちゃうみたい！」と驚いてました。
それはもう随分前に私たちもやりました。笑
阪神は「食」に特化することにしたみたいよと地階と一階の食をご案内。
大阪に居ながらにしていろんな県のお菓子食べられるのほんとうれしい。
「あ、上の食堂街はお洒落フードコートみたいになってて、大阪の有名店のご飯を好きに食べられるよ」
「お好み焼きありますか？」
「あるよ」
「じゃ、天満じゃなくてもいいです」
「笑」
とのことで、お洒落フードコートでお好み焼きを。
明太子マヨネーズの乗った変わり種でしたが、美味しかったです。
「なに？これ、コテまでお洒落」とはしゃいでしまいました。だいたい、お好みは風月で食べるので。笑 （風月は基本焼いてくれる笑）
手前の銀のアーチがコテ。笑
お好み食べながら色々話しをしてると、昨日も一緒に仕事してたみたいな感じで、逢わなかった時間は全く感じない。
そして、何度も「やっぱり小春さんくらいあった方がいいですよ、腕」「小春さんくらい太ってた方がいいですよ」と言われました。笑
太ってるって人生で初めて言われたのでなんか新鮮でした。笑
まぁね〜二の腕と太ももはムチムチしてるんです、けど、それでいいらしいです。笑
会社のもう一人の女の人、私よりふたつ上なのですけど、めっちゃ痩せてて。元々痩せてたけど、更に痩せてて。歳とってから痩せると悲壮感が漂うじゃないですか、それと比べての事だと思うのですが…
「な、あの会社はもう死を待つだけやろ？」
「ホンマですね…けど、小春さんは楽しそう！」
「それくらい太ってる方がいい」笑と同じ位「楽しそう」と言われましたが
なんでやねん、給料半額になってるのに楽しい訳ないやろ、とは思いましたが…まぁなんやかんやと楽しい。笑
つーか、楽しく暮らした方がいいでしょ？同じ時間なら。
せっかく生きてるので。笑
みんなが私をみて「ああ私より不幸そうなのにあんなに楽しそうに生きてはるわ〜」と思ってくれて全然いい。笑
あの人よりマシか、って思って踏み台にしてくれていい。笑
けど、今の私の状態はただ給料が減っただけで、心身は割と元気なのでどんどんバイト出来て穴埋めが出来てる。だからまぁなんとかやって行けてるのですが、これが心か体かどちらか壊してもまだ楽しそうって思って貰えるのかは正直わからない。けどまぁそうなったらその時にもまたなんとか生きてくしかないので、その時に考えます。
で、お米を一粒も食べなかったので、めっちゃお腹減って目覚めました。
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