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俳句ポスト——楊梅

いかがでしたか?楊梅。
これ、珍しく私は見たことがあったのに上手く詠めませんでした。
反省。
また観に行ってみようかなぁ、うん、とても暑苦しいんです。笑
そういうの詠みたかったなぁ。

ラーラ
密会はあの楊梅の下と刀自
「刀自」読めましたか?笑 もちろん、ググりました。笑 これかな?「年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる」なるほど…いつも思いますけど、やはりラーラさんの句にはドラマがありますねぇ。いろんな想像が出来るので楽しい。しかし、なんでこんな字なのかな?(あて字とありました)
楊梅の熟し姉さま身籠れり
こちらもね、いろんな姉さまが想像出来るもんなぁ。ざっと見ただけですけど、なんとなく楊梅の感じは色恋沙汰やそれにまつわる事を想像させるのでしょうね。
亀田荒太
笊一杯の楊梅明日はもつと晴

もつと晴、がいいですね、あの異常なほどの赤さに合う。笑
やまももの森にショパンの雨が降る
雨音はショパンの調べ、ですね。
パッキンマン
楊梅や金釘文字の禁止札

画が浮かびますね。金釘流とかも使いますよね。あまり上手ではない字の事。みつを?笑
ももたもも
楊梅や兄のお墓を改葬す

移してきた場所に楊梅が成っていたのかもしれませんね。
月の道馨子
楊梅や龍の涙の凝りゆく

出た、龍。組長お気に入り。笑
江口小春
くちづけはやまももひとつぶんのあか

大阪の京橋のあたりにツイン21ってビルがあるんですけど、京阪電車からそこに行く歩道橋の両サイドがやまももで。笑 すごい数の実が成ります。もっとちゃんと詠みたかったのだけど、これかい。笑
深草あやめ
楊梅や日記に遺る祖母の恋

ああ、なんかこう、桃とかではなく楊梅となると「老婆」と合うのかな。なるほど、なるほど。笑 一人で納得してる。笑
豆闌
やまももや仔象はあるいてやってきた

そうでもないか、こちらは子供だし。笑 ああでもひらがなで書くと急に童話めいてきますね。なるほど、なるほど。
福良ちどり
楊梅や鬼の首塚湿らせて

おお、なんか、今まで鬼にやられた人の無念が感じられますね…こわい。

真宮マミ
犯行の決め手足跡に楊梅

あ。これ、損だなと思ったのはパッと見て「手足跡」と思ってしまう。一瞬「ん?」となる。

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