俳句ポスト——鱈場蟹
地選
亀田荒太
鱈場蟹女給の尻を目で追ひて
なんか、時々、荒太さんこの手の作るなぁ…。笑
元々こういう感じなのかな…ただのセクハラおやじやん。笑
で、もうおっぱいではなくお尻。笑
これもおじさんですね。どんどん下に行くらしいので。笑
そのうちハイヒールの「カツカツ」聞いただけで目がきらきらするのでしょうね。笑
いや、真面目に。笑
蟹、などと言うものは、たぶん病人の食べるものではないと思うんです。労力がいるでしょ?他の食べ物より。さらに鱈場蟹。もうなんていうかそれだけで屈強な男が想像できます。さらに女給の尻を目で追う…食欲が満たされたらそっちか、というまぁ元気な男の人ですね。笑 西部劇の荒くれ者みたいなのを想像して、楽しい一句です。やはりそれもこれも季語の力。「鱈場蟹」を他の季語に変えてみてください。同じ冬の季語で「蕪蒸し」急に優男が出てきました。女の尻見てないで暖かくしてお休み、と言いたくなりますね。笑 女給ではなくて仲居とかになりそうだし。俳句って面白いですね。
ラーラ
景気良き香具師の伯父貴や鱈場蟹
(やしのおじきや)と読みます。これは(こうぐしのおじ)でも良さそうですが、良くないですよね〜この辺りはさすがだなぁと思います!景気の良さと鱈場蟹はぴったりですね、なんかこう、胡散臭い所も。笑
父の黙酒鱈場蟹酒酒酒
あ〜やっぱりこう無口な男の人ってイメージなのかぁ。こちらは女の尻を目で追ったりはしないんでしょうね…笑 「不器用ですから」みたいな。笑
亀田荒太
国の名のロシアに戻る鱈場蟹
もうあれか、地選でいっぱい書いたからええか。笑
ももたもも
鱈場蟹酔はねばものを言へぬ祖父
鱈場蟹があることでなんとなく、寒い地方の不器用な男の人が想像出来ます。大阪の男の人は大抵お喋りなのでドラマや映画の中でしか出会ったことはないのですが…笑
パッキンマン
語部の満州行軍鱈場蟹
いだてんで少し満州の事もやってましたね…鱈場蟹がどういう場面で出てくるのか、聞いてみたくなります。
月の道馨子
鱈場蟹けさ海峡は至極色
至極色とは極めて黒に近い深い赤みがかった紫、だそうです。ゆであがった鱈場蟹の朱赤との対比ですね。
深草あやめ
鱈場蟹喰らひ腹十八分目
あはは。これ、大阪の人言いそう。笑
明るい(そして、裕福な)食卓が想像出来ます。…ん?一人だったらちょっと寂しいけど、それも鱈場蟹という季語が明るくしますね。
真宮マミ
鱈場蟹同居話を提案す
これは…たぶん、子が親にってことかなぁ。これもなんか、難しい感じではないような気がしますね。松葉蟹(ズワイガニ)だと難しそうですけど。鱈場蟹は豪快な感じがします。
福良ちどり
鱈場蟹ロシアの筆記波のごと
これね…ググってみたんですけど、ほんと波みたい。笑 もう何がなんだか、です。笑 季語違うのでも面白くなるかもですね〜
と言うわけで、今年最後の俳句ポストでした。
今回並が居ませんね!!!
すごい!
とはいえ、出してない人と全没の人がいるので…
ちなみに全没は私です。笑
全没といいつつ一句しか出してないのですが。
前回、地選だったのに今回没って。笑
いやでもね、並に入ってみんなに晒されるより没になればいいと思ってたので見事に没で「組長、ブレへんわ〜」とますます信頼が深まりました。
私は「雪女」と「冬眠」を落としておりますので来年は心機一転、皆勤だけは逃さないようにしたい所存です。笑
それでは、今年一年ありがとうございます。
来年も宜しくお願いいたします。
お互い、句作に励みましょうね!
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