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ロゴ制作 | capdog

[概略]
株式会社Libora様のサービス『capdog』のロゴデザインを担当しました。エンジニアのチームカイゼンのきっかけを提供するツールとして、かんたんに使えて親しみやすさを感じるデザインを目指しました。


01 | capdogって何?

ロゴを作成するにあたって、capdogというサービスについてまとめました。

・ソフトウェアエンジニアのチームカイゼンのきっかけを提供するサービス
・チームの成長をアシスト(可視化)するためのサービス
・親しみやすい、かんたん、チームの相棒となるようなサービス
・サービス名はPDCAサイクルを見守る犬のイメージから命名


02 | 案出し

まずはマインドマップの形で、capdogという言葉やサービスのあり方からモチーフや制作の方向性を決めていきます。(下図はかなりざっくりですが、サービスや語感に対するイメージを膨らませていく感じ)

02_案出し


03 | ラフ作成

膨らませたイメージから、色々なパターンのラフ画を描いていきます。
正直お絵描きは苦手ですが、とにかく手を動かしてパターンを増やしました。

03_ラフ1

ラフ時点ではイマイチでも、ベクターにしてみると意外と良くなったりする(もちろん逆も然り)ので、ラフ⇔軽めの清書を何度も行ったり来たりしました。

03_ラフ2


04 | ロゴ案の提出

提案のため、ラフやベクターお絵描きしたものをIllustratorを使ってパス化していきます。なるべく多くのパターンが出せるように、色々な方向性のものをチョイス。ラフ時点では微妙だと感じたものもいくつかピックアップしてみました。

04_ロゴ案


05 | 本制作

ロゴ案から、プロジェクトメンバーの人気を見て更に絞り込み。
フォント・カラーを決め、細部を調整します。

05_本制作

完成したものがこちら。06_完成

絞り込み・選定の基準は以下です。

・パッと見て「capdog」が読める
・帽子をかぶった犬であることがわかる
・faviconなどの小さな画像でも主張できている
・一度見れば手描き可能なレベルでかんたん(親しみやすい)なデザイン


06 | 振り返り

制作開始当初に目的としていた、「かんたんに使えて親しみやすさを感じる」サービスに合うロゴ制作ができました。なるべく線を少なく簡潔にすることで「かんたん」さ、全体的に丸みを帯びさせることで「親しみやすさ」を表現できたかと思います。

また、イラレを使いこなせていないことからくる苦手意識が、そのままロゴ制作などのグラフィックデザインへの苦手意識に反映されていたのですが、今回の制作を通してイラレの基礎力が上がったことにより苦手意識が薄れました。ツールの習熟度に惑わされる程度の経験値で「苦手」と言うのは早計だと感じました。

まだまだ技術的な部分で未熟ではありますが、色々な機会を糧にもっともっと成長していきたいなと思います。


07 | 参考書籍・動画など

イラレ初心者・ロゴ制作実績ほぼナシの私が参考にした書籍・動画をまとめます。

ロゴのつくりかたアイデア帖"いい感じ"に仕上げる65の引き出し
ロゴを制作するにあたっての基礎知識やロゴ制作のステップの解説があり、ロゴづくりのアイデアが満載でした。ガイドラインの設定等についての記載もあり、実用的でとても参考になりました。


見てわかる、迷わず決まる配色アイデア3色だけでセンスのいい色
同じ3色でも様々なパターンが用意されていてわかりやすく、イメージごとにカテゴライズされているので配色に迷ったらパラパラめくりながら色々試しています。


配色アイデア手帳

3色だけでセンスのいい色からある程度色数を絞り込んだ後、少しトーンや雰囲気を変えたい時に参考にしています。


Youtube動画

イラレ初心者なので、実際にロゴを作っている動画を見るだけでも勉強になりました。ツールの使い方は日本語でテキストを読むより英語でも動画を見るほうがインプットが早かったです。
以下は既に下書きがある状態からイラレを使ってトレースしていく作業がメインの動画です。(アイデア出しの部分は動画内にありません)


08 | クレジット

公開年月日:2020年11月
制作期間:1週間 / 約15時間
制作環境:Adobe Illustrator


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#ポートフォリオ #ロゴ #デザイン #ロゴデザイン

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