空區地車の力学 その64.御幣(ごへい)と紙垂(しで)
だんじり祭りでは紙を細長く雷の形に切ったものを槍先に付けますが、総称して「御幣(ごへい)」と言います。
御幣に付けられた細長くの雷の形に切った紙の部分は「紙垂(しで)」と言います。
「御幣」は「紙垂」を木製の棒(枝)に挟んだ神具で、細長く雷の形に切った和紙などに挟み、神主がお払いをする時に使い、お払い後は神前にお供えします。
「御幣」とは神々への捧げ物を意味し、貴重な品を示す「幣(へい)」に、尊称の「御(ご)」を付けたものが語源となります。
ちなみに「貨幣・紙幣」の「幣」も