カルーセルチェンジャー攻略の考え方


1.はじめに

1-1.カルーセルチェンジャーとは

2023年のジャパンカップにて登場した新セクションです。

カルーセルチェンジャー

ミニ四駆といえば手を離せば操縦することはできず、決められたレールに沿って走るものです。
そのレールは基本的に115mm幅で、まれに狭くなったり広くなったりということは今までにもありました。
しかし今まではどちらかというと広くなろうがまっすぐ走っていれば、もしくは左右どちらかの壁に沿わせていれば完走できるものが多かったように思います。
ex)2019年ライジングファントムチェンジャー、バランシングストレート

2023年8月20日の福井大会まで戦ったうえでカルーセルチェンジャーについての攻略方法の考え方がまとまってきたのでまとめておこうと思います。

上記クリップ3コーススタートのデブが私ですが、ライブ映像の確認ベースで33秒程度でゴールできています。
現在バニーホップに苦戦しているため目立った結果は出すことはできていませんが、少なくともカルーセルに関しては運だとか確率だとか言うことはなく33秒台まではクリアできているので、少しでもヒントになるのであればと思い投稿することにしました。

なお、免責事項というかお約束として書いておきますがあくまで私見によるもので効果を保証するものではないことはご理解ください。

1-2.どこに行くかが大事

理想ライン(赤線)と許容範囲(青枠)

左側のローラーが左壁に、右側のローラーが右側にあたる前提ではありますがカルーセル進入後の突起にまず当たったあと、次にあたる部分が上記の青枠内に入ればほぼ出口に向かってくれます。
条件はいろいろありますが、入射角(壁に当たる角度)と反射角(跳ね返った後の角度)との関係でほぼほぼマシンが逆走しない、壁に挟まる前に出口に向かうようにできる範囲だと考えています。

NG例

手前で当たりすぎているため正面衝突に近い挙動を示し、跳ね上がって出口でマシンが後ろを向いています。極端な例ですが、壁に対して垂直に近い状態で当たれば当たるほどマシンに伝わる衝撃が強くなりどこに行くかわからなくなります。

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