ランズエンドとトレヴァー・ノア

読んだ本の感想を書きませんか?とnoteさんに表示されるのですが、嫌です。私は好きな本を人に勧めて読んでもらえたことまずありませんから。すっげえ悲しい。好きな本は大切にとっておこう。うっかり書いて、読んでもいない人に引用でもされたら嫌だしね。ところでnoteで足が痛い靴が辛いって文章を書きましたらね、欲しくもない靴の広告がなだれ込んできてしょげました。足はデリケートなもの、それに向き合ってちゃんと対応してますから。ネットでの広告に救われませんから。あ、でもデルぽんさんと名乗る皮膚科の先生のまんがブログはネットでの良きみっけものだと思ってます。靴や足の使い方についてどんなに個人差があって他人は参考にならないって意味でね!デルぽんさんの漫画と文章は好きです。他意がない感じが好き。

ところでランズエンド(アメリカの大手のカジュアルウエアブランド)日本撤退が正式に発表されました。すべすべした極上コットンのトップスが大好きなんですが、米国サイズも一部あり、それだと私の欲しい袖丈ぴったりのものが買えたのです。パンツも、股下選べるし、色もちょっとアメリカンなものもあって楽しく。安くても最近のユニクロの貫頭着っていうんでしょうか、どんどん縄文時代の服みたいに四角く幅広く、かつ土色っぽいカラーリングのは欲しくないのです。ランズエンド、本国のサイト見ると、サイズがとんでもなく豊富で、モデルさんの感じを見ても、日本での、ちょっとよそゆきにもできますよ?っていうアピールではなく、質のいい休日のカジュアルって感じで、そうか、国によって売り方が違うのね。ちなみに、日本ランズエンドに書き込まれている口コミ、多くがすごく真面目な感じでみっちり書かれていて、ついついじっくり読んでましたけど、服の口コミはやはり文章より着ている普通の人が見たいな、と思っちゃいますね。ウエスト後ろでつまんで留めてる、日本の雑誌に載るような写真じゃなくてね!いろんなサイズの、いろんな年代の人が着てるところが見たいな。さて、ランズエンドの撤退した日本で私はどうすれば。(これを書いたせいで他のカジュアルウエアの広告がたくさん着弾したら嫌だな。)

ランズエンド撤退ショックに追い打ちをかけるように、アメリカのトークショウの星のひとりであるトレヴァー・ノアが番組を降りると発表しました。コロナ禍のさなか、彼が自宅?のソファに座って、フード付きのスウェットで髪の毛も伸ばしっぱなしで、ひたすら画面に向かってジョークを飛ばすのをユーチューブで見て、どれほど気がまぎれたことか。外ではここは東京だけど真夜中救急車のサイレンが鳴り、こんなのもう無理、と思ったとき逃げるように彼の取りつかれたようにしゃべる映像を見てた。彼がスタジオに戻って行ったときは、正直少し寂しかったけど、でも番組を降りるということはもうあの歌うような南アフリカ風アクセントのマシンガントークが聞けなくなるなんて、寂しいどころかパニックだ。本当に、無理。場を変えてもいいから、please, don't stop talking, you saved me during pandemic, dear Trevor Noah.

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