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【アーカイブ】ヘルプマーク 知って欲しいです


2016-11-24 12:56:18
私の通勤鞄には写真のような赤いタグが付いています。
これは【ヘルプマーク】というものです。

外見ではわからない身体(こころや体)の不調・障がいを抱えている人が、「自分は少し困っています。必要な時は助けてください」と意志表示をするためのものです。

例えば、足が不自由で車椅子に乗っている。目が不自由で白い杖をついている。という方は、周りの人がすぐに障がいを抱えている人だと判断してくれます。また、おなかが大きい妊婦さんもそうです。

しかし、まだお腹が目立っていない妊婦さんは、外見では妊婦さんとはわかりません。それで普及したのが【マタニティーマーク】です。これはだいぶ世の中に認知されていますので、電車でも座席を譲ってくれる光景をみます。このマークは厚生労働省が主管して普及させているそうです。

このマタニティーマークにならって、先ほどの説明のような方々を助けるために企画・展開されているのが【ヘルプマーク】です。東京都が発起人です(いまは京都府・青森県・和歌山県・徳島県・奈良県などが導入・普及促進活動をしているそうです)

私は【ヘルプマーク】を鞄につけて半年になりますが、電車の中などで声をかけてもらった経験はありません。あまりにも認知度が低いのだと思います。
私は外見上は健康に見えますが、難しい病気を抱えています。医療費に関しては幸せな事に公的医療で補助を受けていますのでとても助かっています。病気でも人生を諦めるわけにはいかないので働きます・身体を動かします。復職して半年が経ちました。なんとかやれていますが、正直身体が辛いときもあります。そんな時、往復の電車で少しだけでも座って眠れたら。。。。。と思う時があります。皆さんに寄りかかりすぎたり、甘えすぎるつもりはありません。できる事は自分でやります。ただ、助けて欲しい時は頼りにさせていただきたいのです。
皆さんのまわりには目に見えない身体の悩みを抱えている人がいる事を知ってください。そして、是非この【ヘルプマーク】を覚えておいてください。このマークをつけている人が困っていそうだったら是非声をかけてください。宜しくお願いいたします。

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