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ドスくんの正体について情報整理

今最もHOTな話題でありますドスくんについて、理解を深めるためにちょっと脳トレがてら情報整理させて頂きます。

ドスくんは謎が謎を呼んで正体が迷宮入りしてますが、今までに開示された条件をすべて満たす唯一の解が必ずあるはずなんですよね。
異能によって成し得ていること、異能とは関係ない部分で本人の才能により成し得ていることの2種類あるとは思いますが、そこの区別をつけるのは容易ではないので、とりあえず今までに公開された情報を一覧にしてみましょう。(抜け漏れ見つけた方教えてください)

・触れただけで人(異能力者以外)に死をもたらすことができる
・異能によって死ぬ際には頭部から血が噴出する
・異能力者に対して異能を使用した描写がない
・部下の脳の機能を改変する力がある
・異能力の特異点の生み出し方を、その組み合わせも含めて熟知している
・異能力者の情報を豊富に持っている
・異能は分離するが、自らの意思で制御できている
・分離したものは片方が罪、片方が罰であり、二人は仲良しである
・異能側は離れたところから歩いてきた
・異能側が罰であり手にはリンゴ、人間側が罪であり手には髑髏(罰×リンゴ(罪)、罪×髑髏(罰)なので両方とも「罪と罰」を表現)
・その後異能側は人間側にすぐ吸収された、斃す必要もなく自分に還る
・ドスは霧で全地球を覆うことで、地球を死のリンゴにしようとした
「原罪は死によってしかすすがれないのだから、リンゴから始まった罪はリンゴとなって終わるのがふさわしい(DAノベライズ)」

・(アニメ40話)年齢が変わらないように見える
【考えられる理由】
 (前提:DAで分離している以上、ドスの身体は生身のはず)
 ①人外である(人間の魂うんぬんの問題をクリアする必要あり)
 ②本人の異能に寿命を延ばすか再生させる力がある
 ③誰かの不老不死の異能を自分の身体に融合させた
 ④異能者に対して行っている脳の改変を自身の脳に施して寿命を操作
 などなど

・(設立秘話の演劇)『昼は夢、夜ぞ現』という題名が逆転を示唆しており、ミステリとしても逆転していた。なので堕天使のくだりにも逆転が仕込まれている可能性を疑った方がいい。演劇の内容のどこかを逆転すると異能力者の真実についての説明になっているという可能性がある。
一例:「我々を粛清するため、天界から派遣されたたった一人の本物の天使がいる。」これを反転させてみると「我々を救済するため、地獄から派遣されたたった一人の本物の堕天使がいる」
どなたか劇中の堕天使のところ、こう反転したらこうなるよっていうアイデア浮かんだ方いたら教えてほしい。

こういうケースの考察は最終的に「整合性の問題」になると思います。
全ての情報と問題なく整合性がとれるものが万物の理論のように唯一の解として真実に近いものとなるはずです。逆にどこかと整合性がとれない…あるいは説明材料として不足する…という場合はもう少し考える必要が出てくる。
まさにパズルのようにあれこれ当てはめて考えてみる、そしてシンデレラフィットするピースを見つける、こういう遊びだと思います。
そしてそのヒントが散りばめられているのがやはり史実のドストエフスキーの作品だと思うので、頑張って考えたいという方はぜひ史実を参照してみてはいかがでしょうか。(他人事みたいに言ってごめんね)

私個人はどう思うかですが、以前に出した「ドスくんは生身のルシファーである」という説が割と気に入っていて、ルシファーの贖罪だったらめちゃくちゃエモいじゃないか!という希望があるので、まだ今のところ変えるつもりがありません(それ以上のアイデアも浮かばないですし…)
しかしこの場合も私たちが知るこの世界のルシファーというよりは、文スト世界において人類を堕落させた文スト世界の堕天使の王、という説明のほうが適切な気がしています。実際ドストエフスキーの『おかしな人間の夢』では主人公が夢想の中で、とある星の楽園に住まう人類を堕落させてたりします。
これからまた少しずつ情報開示されていって気が変わるかもしれませんけどね。その時はまた書きます。
みんなで沢山考察していっぱい盛り上げましょう!

このあとVについても考察しなきゃ……

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