「日本再発見の旅」

今回の旅で訪れたのは、群馬県にある「土合駅」、通称「モグラ駅」です。この駅は地下深くに位置し、日本一の長さを誇るトンネルの中にあります。462段もの階段を一歩一歩上るという、その行為自体がまるで冒険心のようで、まさに冒険心をくすぐる場所です。

モグラ駅

息を切らしながら階段を登り切った先に待っていたのは、静かな山間の風景。そして外に出ると、季節外れの雪が少し残っており思わず童心に戻って雪合戦を楽しみました。寒さを感じながらも、その瞬間の楽しさが心に残っています。

426の階段

駅のすぐ目の前にはテントがあり、その夜はそこで一泊しました。通常の宿泊施設と違い、自然の中でのテント泊は非日常的で、星空の下、静かに包まれた時間を過ごしました。

さらに、サウナも体験し、これもまた特別なものでした。サウナを温める為に、自分で薪をくべて温めるサウナも体験し、火を起こすというアナログな作業が、現代の便利な生活とは違い、自然と向き合いながら過ごすひと時が、新鮮な驚きと楽しさを感じさせてくれました。

サウナ体験

この非日常的な体験は、まるで子供のころに戻ったかのように心を躍らせ、忘れていた純粋な楽しさを思い出させてくれるものでした。

普段はデジタル技術に囲まれて便利に暮らしている私たちにとって、火をおこし、自然の中で過ごすアナログな冒険は、懐かしさと温かさを感じさせる素敵な旅でした。

日本の「モグラ駅」で過ごすこの特別な時間は、忙しい日常から一歩離れて、自分自身を再発見する機会にもなるでしょう。

ぜひ、みなさんも「日本再発見の旅」を体験し、日本の新たな魅力を見つけて見てください。