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「東京の小さなパリ:神楽坂の隠れ家散策」

今回私がおすすめする町は、
新宿区の東側に位置する神楽坂の街です。このエリアは、都心にありながら、独特の歴史的な雰囲気と洗練された街並みが広がり、散策するだけで心が豊かになる場所です。

ここでは、神楽坂の歴史や私が実際にカメラをさげて、歩いて楽しんだおすすめのスポットを紹介します。

神楽坂は、東京メトロ東西線の神楽坂駅、都営地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅、JR中央線や東京メトロ南北線などが通る飯田橋駅の3駅に囲まれ、アクセスの良さも魅力の一つです。

メインストリートである神楽坂通りは、昼夜を問わず多くの人々で賑わい、レストランやカフェ、雑貨店が軒を連ねる活気あふれる大通りです。

しかし、通りの裏手に一歩足を踏み入れると、喧騒から逃れ、まるで別世界に迷い込んだかのような静けさが広がります。そこには、石畳の小道や隠れ家的な店舗が点在し、落ち着いた時間を過ごすことができます。

裏手の道


神楽坂の魅力の一つは、その異国情緒です。神楽坂には「アンスティチュ・フランセ(旧東京日仏学院)」やフランス語のインターナショナルスクールがあり、多くのフランス人が居住しています。

そのため、街全体にはどことなくパリの雰囲気が漂い、フランスの文化が日常の中に溶け込んでいます。

フランス語学校[アンスティチュ・フランセ]

まずは「兵庫横丁」へ足を運んでみましょう。この横丁は、神楽坂で最も古いと言われる小道で、美しい石畳が続く情緒豊かな通りです。テレビドラマや映画のロケ地としても頻繁に使用されており、その風情ある景観は「まちなみ景観賞」を受賞しています。

兵庫横丁

もう一つのおすすめスポットは、「かくれんぼ横丁」です。「お忍びで訪れた人を後ろからつけても、横道に入られると見失う」という名前が付けられています。狭く曲がりくねった道沿いには、古き良き日本家屋や古民家が並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

かくれんぼ横丁

若可菜
かつて著名な小説家や映画監督がこの旅館に滞在し、作品を執筆したことでも知られています。

若可菜


散策に疲れたら、温かいお風呂で心身ともにリフレッシュするひとときは、散策の締めくくりにぴったりです。

熱海湯


このように、神楽坂は、歴史とモダンが共存する独特の魅力を持つ街です。都心にありながら、静かな時間と異国の風情を感じられるこのエリアで、ぜひ一度、ゆったりとした散歩を楽しんでみてください。

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