フロップポーカーについて

どうもこごろーです。
今回はフロップポーカーについて詳しく説明していきます。

テキサスホールデムに馴染みがある人が大半だと思うので、細かいルール説明はここではしませんが、ざっくりした説明は以下の記事で紹介してるので、覗いてみて下さい。
https://note.com/556nip/n/naa05054c08a7

テキサスホールデム

2020年現在で最もポピュラーなゲームです。
特にNL(ノーリミット)のテキサスホールデムが有名で世界的にも広くプレイされています。

カジノのテーブルゲームにも応用されたり、その人気は根強く、お金を賭けないプレイマネーのゲームもそこそこの人数で動いています。
このゲームは基本的にNL,FLでプレイされます。

ホールカードが各プレイヤーに2枚配られ、コミュニティカードが最大5枚開かれます。
プレイヤーはこの7枚から自由に組み合わせて役を作ります。

NLHEはかなり解析の進んだ現在においても、非常に根強い人気を誇っています。
トーナメントでは圧倒的な参加人数ですし、現代ポーカーを学ぶ上では避けては通れないでしょう。
このゲームで基本的なロジックや数学の基礎を学ぶのはとても効果的だと思います。

一方でFLはよりシンプルなため、更に数学的なゲームになってきます。
またハンドの価値、バリューベットすべきシチュエーションの違いなど、多くの概念が変わってきます。

どういうハンドの価値が上がって、どういうハンドの価値が下がるのかを考えるのは、Mix gameをプレイする上でとても重要です。
初見のゲームでも条件を与えられた時に、すぐ状況分析を出来る人はMix gameで大きくアドバンテージを得ることが出来ます。

同じルールでもリミットの違いでゲーム性ががらりと変わるのも面白いですよね!

また木原さんがFLHEについての記事を書いていたので紹介しておきます。
細かいルール説明などもあるので、ぜひ覗いてみて下さい!
http://kihara-poker.hatenablog.com/entry/2018/05/25/160509

オマハホールデム

近年流行してる比較的新しいゲームです。
PLが主流ですが、FLも根強い人気があります。

代表的なPLOをはじめ、PLO8,Big-o(Pot limit 5 card Omaha Hi/Lo)など多岐にわたるゲームの種類があり、それぞれの魅力があります。

オマハに共通するルールで、ホールカードから2枚、コミュニティカードから3枚必ず使わなければいけません。
このルールはテキサスホールデムしかプレイしたことの無い方が、ストレートやフラッシュが完成したと勘違いしたり、逆に気づかなかったりする事が多く起こります。慣れるまではよく確認しましょう

例えば、
JT76を持っていたとします。
フロップが982でした。
この時のストレートドローのアウツは何枚でしょう?


答えは20枚です。
5が4枚、6が3枚、7が3枚、Tが3枚、Jが3枚、Qが4枚の合計になりますね。
このようなストレートドローの事をラップ(Wrap)といいます。
テキサスホールデムではストレートドローの最大アウツは8枚ですが、オマハでは20枚になります。
このような点からも、ゲーム性の違いが見て取れると思います。


オマハのホールカードは最低4枚からと組み合わせがかなり膨大になります。そのためテキサスホールデムに比べて解析が困難だったり、相手のハンドレンジを考える時、レンジが絞りづらかったりする場合があります。

これは現代に代表されるGTOの研究や、pioによる解析を嫌ったプロ達には魅力的なゲームでした。
彼らにとって、魚たちに現代的手法で実力差を高速で縮められる危険性があったのです。それは彼らの収支に直接的に影響を及ぼすいわば死活問題でした。

PLOは分散が激しいとよく言われます。
ハンド同士のエクイティはNLHEに比べて近く、単純に枚数が多いため強い役同士がぶつかりやすい傾向にあります。
しかし最近ではそれほど分散は激しくない、という事に気付いたプロも多いようです。
トッププロ達は安定して利益を得て、優秀な成績を収めています。なぜそのような事が出来るのか。
それはまたの機会にしましょう。


まとめ

今回は多くの人に馴染みのあるフロップポーカーについて説明しました。
これから始める方にもなるべく分かりやすく書いたつもりです。

ちなみに、ゲーム名にもなっているテキサスやオマハはアメリカにある州や都市の名前です。その地が発祥という訳ではなさそうですが、洒落た名前がついてますね!

ある程度ルールが掴めてきたら実際にプレイしてみると、より面白さが感じられると思います。
ぜひ一歩を踏み出してみて下さい!

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